南Q阿伝– category –
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『南Q阿伝』5,6巻(最終巻)感想:話のスケールの割に、ちょっと短かったな…
作・光永康則。2012年1巻から、2014年6巻完結。 怪物王女のスピンオフ…では終わらない、南久阿を中心に新たな世界観を打ち出した南Q阿伝。最終巻の日本防衛戦は割と唐突感があり超展開だった。もう少し長く続けてほしかったのが本音。 以下5巻と最終巻の6巻合わせて感想。 前回記事 終わっちゃったよ 6巻で終わってしまったよ。しかもけっこう唐突かつ超展開。終わり方だけ決めていた感じなんだろうか。その前の令裡登場で、おおなんか盛り上がってきたなと思った矢先に、あれそういえばこれ最終巻やんと気付き、... -
『南Q阿伝』3,4巻感想:十二単とセーラー服で日本の歴史の長さを知れ!
作・光永康則。怪物王女の南久阿のスピンオフ。怪物王女で南久阿が出る話のまとめなどおまけ欄も充実。 1,2巻においては怪物王女の南久阿編ばかりを取り出した印象だったけれど、3,4巻に来ていよいよ時間を超えた日本防衛戦争の側面が強まり、怪物王女のごった煮感とは違う趣を感じられた。太郎がピンで表紙にたてるところも、やはり怪物王女とは違う(2巻で表紙になってほしかったところである)。 ここにきて、単なる怪物王女のスピンオフではなくなったなと思う。怪物王女でも比較的出番の多かった南久阿の話を... -
『南Q阿伝』1,2巻感想:全編にわたって南久阿編
作・光永康則。2012年1巻。 怪物王女に登場するJCな神様・南久阿のスピンオフ。ただし怪物王女の話自体はまったく絡まない。したがって、怪物王女を読んでいなくても問題なく読める。だが、怪物王女での立ち位置を知ったうえで読んだほうが面白いだろう。というか、怪物王女での彼女を知っているからこそ面白い作品。ただ、こちらを先に読んで、その後に怪物王女を読んだ場合、どういう印象を抱くのかは気になる。 話の雰囲気は怪物王女に近いものの、主人公格の神田太郎が常に覚醒中のヒロのごとく頼れる男で、怪...
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