きみといると– category –
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『きみといると』4巻(最終巻)感想:甘酸っぱさを超えた甘痒なお話、どこまで耐えられるかな?
作・かがみふみを。2009年1巻、2011年4巻。 「うおマジか…」あまりの甘酸っぱさについ呟いてしまった。コテコテやん……いやもう、これは甘酸っぱいを超えて甘痒いというべきか。なんだろう、なにか、からだがむず痒くなる。 山河が受験を控えて、会える頻度が減って…っていう感じなんだけど、別にヤマでもオチでもなんでもないんだよ。ただただイチャイチャしてイチャイチャして終わった。ピュアといっても、公衆の面前で我慢できないって感じでキスしよるし完全バカップルだわ。 昔の俺には読めなかっただろうなー... -
『きみといると』3巻感想:究極でも至高でもない、なんてことのない恋愛模様が最高だと
作・かがみふみを。 ベタ甘の極致。周囲をやきもきさせつつ、もどかしさを極めた彼と彼女が、自分たちの関係を認識しては慌てふためきつつ二人の世界を展開し続けるラブコメフィールド。彼女を可愛いと思える彼と、彼氏をカッコいいと思える彼女、これ以上幸福な関係はあるだろうか…。 この漫画が楽しめるのは歳食ったからだろう。10年前の俺には耐えられなかった気がする。 以下3巻感想。 ついに彼氏と彼女に もうね、これ以上ないくらいベタ甘なんだよな。この甘さをニヤニヤ楽しめるようになってしまったのは、... -
『きみといると』2巻感想:ラブコメは世界平和だから
作・かがみふみを。1,2巻ともに2009年刊行。コミックハイ!。 ちょっとどうしようね。もどかしいというかむず痒いというか。腹の内側からこちょこちょされているような気分だ。俺にもまだこんな感情あったのか……。なんでうぶなカップル見てるとこんなに心穏やかになるんだろう……。読み終わった後世界平和とか祈ってしまった。。。 以下2巻感想。 うぶうぶにも程があろうよ! 前巻はうぶうぶなボーイフレンドとガールフレンドという感じで、ただひたすら読者を悶えさせる構成であったが、本巻ではいよいよ山河が岩... -
『きみといると』1巻感想:普通の男女が普通に恋愛すれば、それが最高のラブコメなのだと
作・かがみふみを。 普通の高校生の男女が、普通に出会って普通に恋愛する……のだが、それが悶える。別に個性的なキャラってわけじゃないし、展開はありがちだし、大きな山場があるわけでもないし、それなのにどうしてこんなにも、こんなにも……むず痒くなるのか! いやこれはちょっと本当に……素晴らしいな。以下1巻感想。 普通の男女なのに なんとなく昭和を思わせる背景で、高校生の主人公・岩井とヒロイン・山河が出会ってからのウブな青春。なのだが、なんというか、「主人公」とか「ヒロイン」という言葉が大仰...
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