一応、本巻で商業としては最終巻なのだが、作者さん的には物語を完結させる気ではないようだ。今回の恥ずかしサブタイは「ハッピーエンドなんか、いらない」。わかりみが深い。
あとがきでもっと売れたらまたやりたい的なことを書いていたが、かぐや様でブレイクした今ならあるいは本当に…?
最終巻はクロとセラのボーイ・ミーツ・ガールvs夢とクロのガール・ミーツ・ボーイです。そして最後に愛は勝つ。最後のシーンはちょっと笑ってしまいました。面白かった。
まぁでも、作者さんは非常に業の深い人だなぁと思った。多感な十代でないと醸成できなかっただろう、この色々な意味で抑制の効いていない本作を今でも続ける気があるのなら、是非続けてもらいたいなぁと思う。読みたい。以下最終巻たる5巻感想。
... "『ib -インスタントバレット-』5巻(最終巻)感想:やさしさから生まれた悪意は、絶望した悪を救い救われる最後の光" を続けて読む