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押切蓮介, ハイスコアガール 10, 2019

色々あったこの漫画もついに最終巻。ゲームに自分の意思を投影して、不器用な青春を送る少年少女たちの物語もついにクライマックス。

この漫画は1巻読み切りでも十分通用するほどの、というかむしろ「続けるの!?」ってくらい1巻があまりにもきれいすぎる完璧なボーイ・ミーツ・ガールだったので、そういう目線では2巻以降は大いなる蛇足にも見えた。

しかし始まってみれば、なんだかんだでまたハルオたちのことを見られるのは嬉しいもので、まぁ版権問題でゴタゴタしたりしつつ、先を読ませられたものだ。

あの完璧なボーイ・ミーツ・ガールの偶像を引きずり下ろして描かれた物語の結末は、どんなものだろう。以下最終巻こと10巻感想。

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作・押切蓮介。2018年9巻。

いつのまにか8巻飛んで9巻まで出ていた…。そして色々な決着が……。

1巻の素敵ボーイ・ミーツ・ガールぶりに感動したクチとしては、正直2巻以降の展開には色々と思う所ないではなかったのだけれど、でもボーイ・ミーツ・ガールの夢を完成させるには、その後を描くしかなかったのか、とも思う。

本作1巻の素敵っぷりはもはや芸術、ボーイ・ミーツ・ガールの標本。その美しさを台無しにするリスクを犯して描かれる、泥沼三角関係修羅場の先にあるものは。以下8,9巻感想。

... "『ハイスコアガール』8-9巻感想:ボーイ・ミーツ・ガールの標本を三角関係の泥沼に落とした先に" を続けて読む

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作・押切蓮介。ついに日高さんが表紙デビュー!と一瞬思ったけど、新装版だと4巻で既に表紙デビューしてるんよね。

でも大野と日高のツーショットはやっぱり「おおっ!」ってなるね。女の戦いくる??ワクワクする。そういやこんな大真面目な三角関係のラブコメついぞ読んでなかった。

でも普通に考えて、日高さん当て馬なんだけどねー……前巻後半が大野ラッシュだった反動か、本巻はまるまる日高攻め。心も体も成長したヒロインズに比べ、いまだ精神年齢が少年のハルオ、ゲームだけでは語れない男女関係にタジタジである。もうちょい頑張れ。

修羅場展開が続きヒリヒリするような空気の中、大野姉が一番癒やしなのであった。1巻から随分遠いところにきちゃったなぁ。以下7巻感想。

... "『ハイスコアガール』7巻感想:修羅場!日高捨て身の攻勢、立派なドSに成長しました" を続けて読む

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ハイスコアガールの6巻!やったー!一時期は絶望的とすら思われたけれど、ついに新巻出たよ。ラブコメ大賞があればまず間違いなくノミネートされる作品やしな。しかも5巻終わりはハルオvs小春という超気になるところで切れてたし、こうして続きが読めて俺は嬉しいよ。以下ネタバレ感想。

... "『ハイスコアガール』6巻感想:オカンの前でギャルゲーという高度な拷問" を続けて読む

「ハイスコアガール」連載再開・コミックス発売決定のお知らせ | ビッグガンガン | SQUARE ENIX

漫画『ハイスコアガール』が連載再開、リニューアル版「CONTINUE」と最新6巻も発売 - Engadget Japanese

これは良い知らせですな。

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時は1990年代前半、アーケードゲーム×美少女というあるはずもない組み合わせの漫画だが、その内容はまさに This is Boy Meets Girl とでも言うべきもの。大賞をもらうべき。授与されるべき。なにか、そういう感じの賞を。ないのか。ねぇのか。そういうの。このマンとかじゃなくて。

... "『ハイスコアガール』第1巻限定:ボーイ・ミーツ・ガール大賞をもらうべき" を続けて読む