作・光永康則。2巻出たのが2014年でそれっきりなんだが、今現在どうなっているんだろうか。
光永康則ということで手に取ったのであるが、こんだけ色気のない光永康則は初めてである。男二人の乾いた世界で、色恋の要素はほぼ無い。なので本来的に当サイトの管轄外ジャンルなのだが、光永康則なので…。
ホラー×ミステリーとのことだが、ホラー色もミステリー色も正直薄い。カコとニセ探偵(2014-2015年)もそうだったが、ミステリーというには、主人公たちの能力がファンタジックでチート過ぎる。
面白いのは、むしろ主人公二人の人間(?)性であり、関係であった。以下1,2巻感想。