『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』4巻感想:おにショタなんです?

ちょびちょび読んでるシリーズ。今回の表紙はダンタリオンとモレクで、ショタ女はオマケ漫画で想像の翼をはためかせているだけだった。哀れ。ダンタリオンのお相手はモレクなんやね。なるほどー。

……すっごい今更だけれど、本作って枠組みとしては女性向けに入る?男性向けも、ラブコメだと中身実は少女漫画だよねこれ、みたいなのけっこうあるけれど、BLチックなのはさすがに見ないからなー。でもこの二人の場合おにショタとも捉えられて、それだったらたまにあるか。

男女別で考えるのもナンセンスか?まぁガンガン系列の作品って昔からユニセックスだった気がする。以下4巻感想。せんせー年増ショタはおにショタに入りますか。

目次

内容

  • BL?
  • 詐欺か!
  • マンモス>ベル
  • おいちゃん
  • うちの閣下は仕事完璧
  • にーにのばか
  • にぶちんはモテないわよ
  • 味醂かわいい
  • 回収します
  • さっちゃんはかっこいいじゃなくかわいいだよねぇ
  • お茶会だからテニエルカラーのアリスワンピース

けっこう女性向け?(いまさら)

ダンタリオンのお相手はエウ……なんだっけ?もう名前も出てこねぇ。僕はキャラクターの名前を作中内の呼ばれ方で覚えているため、出番が少なかったりあまり名前を呼ばれなかったりすると覚えられない。ごっちんと兄貴の正式名称がなんだったかしばしば出てこない。

まぁそれはいいとして、そうかそうか、モレクのほうだったか。なるほどね。まぁ確かに最初から仲よさげだったよな。なるほどなるほど。これは……範疇としてはBLでわ?

別にそれはいいんだけど、思ったこととして、本作はこれ女性向けに入るのだろうか、と。そういえば男の裸多かった気がする。いやでも水着回あったし。おにショタは男性向けでも見ないジャンルではないし。そこそこある。でもこれおにショタとも違うんだよな。かといって男の娘でもないし。つまり、BLみを感じる。

あと珍しいなと思ったのはベルがおいちゃんことニスロクに甘える話で、これも野郎向けだとあまりないよなーと思った。でも少女漫画系だったら珍しくない話にも思える。

ここらへん総合して、女性向けなんやろか?と。いや、別に誰向けでもいいんだけど。結局僕が読めるかどうかで、そこは楽しんで読んでいるので。BLもそこそこは耐性がある。娯楽に飢えていた少年時代、大昔オタクの姉様の本棚を漁ってBL(当時はやおいと言っていた気がする)の薄い本も平気で読んでいた(姉様にはキレられた)。

まぁ僕は自分が男だから「自分が読んでる=男性向け」と勝手に思い込む節があるんだけど、世間的には女性向けに分類されている作品がたまにある。以前も「田中くんはいつもけだるげ」がBookLiveで女性向けに分類されてて「そうなの?」ってなった記憶。そういやダンタリオンとモレクは、田中くんはいつもけだるげの加藤と志村の話を思い出したわ。モレクは加藤の性格をした志村という感じがするなぁ。

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まぁでもガンガン系列って大昔の少年ガンガンとかGファンタジーの頃から割と男女混合というか、ユニセックスだったかもしれない。こうして見ると僕の性癖は姉様の影響をだいぶ受けていそうだなと思った(少年漫画にハマる女子は兄の影響だったりするんだろうか)。ちなみに姉様はBLが主食ではないようで、自分で描く同人はNLが多いようだが、今でもBLは嗜んでおり、先日実家に帰ったときBL小説を非常に強く薦められた。しかも大陸のやつで、Google翻訳を駆使して読んでいたらしい。すげぇ。

原始時代編

妙な話をダラダラとしてしまったので閑話休題。

原始時代編はベルの妄想なのだが、ベルの原始時代衣装が普段よりも高い露出度であるにもかかわらず、いつもの閣下のほうがセクシーな気がするのはやはり圧倒的な質量の存在感故だろうか。とはいえ閣下をほうって兄貴とマンモスはさすがの味醂もしないだろう。……しないよね?

どうでもいいけど、ダンタリオンタイプの男は原始時代マジでつらそうだけど、あの時代をどう生き抜いたんだろうか。頭いいから戦略たてるところでなんとかやっていけるんだろうか。でもダンタリオンの知略ってどっちかっていうと権謀術数のほうっぽいから、やっぱり政治方面か。美少年過ぎるからフツーに権力者から可愛がってもらえそうだし(想像の翼)、うまく権力の中枢にも潜り込めるかもしれない。

なんてことのないところで

さらにくだらない話をしてしまったので、ようやく?進展したような気がするごっちんと兄貴について……なんか書こうかと思ったけど、正直あまり印象に残っていない。ごっちん可愛いんだけどあまり印象に残らないのは何故だろう。

印象でいえば、本巻のカップリング的なところで一番残ったのは、さっちゃんとアスタロトの、別にスポットが当たったとも言えないワンシーンだったりする

これはさっちゃんがアスタロトのことを想ってしまうわかりやすい理由だと思うが、逆にアスタロトがさっちゃんを好きな理由でもあるだろう。まぁ前巻まででもそんな感じなんだろうなと思えたが、やっぱりそうかーという感じ。

あー、ごっちんと兄貴がイマイチ俺の中で印象に残らないのは、さっちゃんとアスタロトや味醂とベルみたいな、わかりやすい要素を俺が見出せてないからかもなぁ……。

次で積ん読おわり

ということで5巻までげっつしていたので、次で買った分の積ん読は終わる見込み。その先はどうしようかな。他にも溜まってるのいっぱいあるし。4巻巻末の各誌宣伝コーナーにガンガンONLINE代表で野崎くんがあり、そういや野崎くんも途中から積んでることを思い出した。積ん読消化するだけで人生終わりそう。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • >ごっちんと兄貴がイマイチ俺の中で印象に残らないのは
    管理人さん…それ…すごく分かります…!
    また4巻までを見直してたのですが兄貴とごっちんは
    ベル味醂やアスさっちゃんみたいに尖って分かりやすい描写が中々ないというか…
    寡黙とテンパりじゃ会話が進まず…やはりラブコメに会話は重要…

    >ごっちんと兄貴の正式名称がなんだったか
    作中だと結構あだ名呼びが多いせいかフルネーム忘れがちはよく分かります
    というかあだ名つけてくる3人(ベル味醂アホ…アスタロト)が印象強い…特にベルはね

    • 会話が重要なのは本当にそう思います。それでも一緒にいる時間が長ければいいかもしれないんですが(無口ヒロイン系のラブコメとかそうかも)、テンパって逃げたり意識がなかったりする時間が多いのはつらみですねぇ。
      しかも群像劇的な本作においては、一つのCPあたりに割かれる紙面にも限りがあるのがまたつらいところです。
      なんだかんだでわかりやすさも大事だなぁと身も蓋もないことを思いました。
      そういえばアホ…アスタロトはあだ名付け担当大臣として仕事してますね。

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