AmazonのAdvertising APIを止められたけど挫けない:個人ブログの厳しい事情

泣いた。Amazonアソシエイト(アフィリエイト)のバナー作るのに使っているツールの利用に制限がかかった。具体的には以下のやつ。

Amazonに行かずにリンク作れてすごい便利だったんだけれど、これの利用に制限がかかった。理由を調べて見たら「売上がなさすぎるから」で泣いた。そんなにか……。

だけど僕らは挫けない泣くのはいやだ笑っちゃおうすっすめー

目次

アクセス超減ってるからなぁ

まぁそもそもに立ち返ると、アクセス激減してるっていう現実があります。ユーザ数ですが、Googleの数値を見る限りユーザ数は去年の1/4くらいになってますマジで。グラフだとこんな感じ。

衰退のグラフ

確か規約で具体的な数値は出しちゃダメだったはずなのでざっくりですが、いまは1000ユーザちょい/月くらいの規模です(これくらいはいいでしょ)。以前はその10倍はあったはずです。個人ブログとしてはまぁまぁの中堅だったのだ。それが今や……。いや、個人サイト冷遇は全体的な傾向なので、みんなも同じようにつらいのかもしれない。もう個人サイトとかブログなんてほとんど見なくなっちゃったもんなぁ。

アフィリエイトは売上=PV

で、アフィリエイトの売上はほとんどPVに比例します。比例定数はジャンルによりけりです。よりけりですが、このブログは一般的なやつよりもだーいぶ低かったです。1万ユーザいたときでも月1000円ちょいくらいだったと思う。これはかなり低いです。自分は別でもう一つブログもやってますが、そっちはこのブログの3倍くらいPV比率高かったなぁ(ちなみにPV自体も3倍くらいあった。今は同じくらい。衰退が激しい)。まぁそれはある意味仕方ない面もあります。このサイトは感想記事が主体なので、記事を読む人はだいたいもう持ってるという事実。まぁそれはわかっていました。

で、アクセス減の結果、売上ゼロになりました。悲しい。

消えた表紙画像

まぁ元々儲ける気でやっておらず、サイトを運営するためのサーバー代やドメイン代にプラスして漫画代の足しになれば嬉しいな、くらいのものでした。まぁつまりモチベですね。ブログを続けていればPVが伸びていた昔は「このままいけばお小遣いにはなるかも?🤔」と思ったりもしましたが、その後のGoogle先生からの個人サイト切り捨ての流れで「あ、無理だわ」となりました。

それでもいくらか入れば非常に嬉しかったですし(趣味で作ったハンドクラフトやハンドメイドが売れたらめちゃくちゃ嬉しいのと同じようなもんです)、あとこのサイトの場合、「Amazonの表紙画像リンクが使いやすかった」という利便性の面もあります。これについては著作権的な問題で色々ややこしい話もあるんですが、話し始めるとそれだけで記事になるボリュームなのでここでは割愛します。

とにかく、Amazonは2023年まで公式ツールによる画像リンクの生成ができたんですけれど、2024年からサポートしなくなってしまったんですよね。これはもしかすると、前述した著作権問題がグレーなのをAmazonが嫌気したのかもしれませんし、そもそもAmazonのイケてないビジュアルの公式ツールを使っていたユーザ自体が少なかったからかもしれません。まぁとにかく、使えなくなりました。

で、当サイトはその公式ツールを使って表紙画像リンクを生成していました。当時の表紙画像の表示方法を覚えてくださっている方もいるかもしれません。アレができなくなったのです。その結果、当サイトから表紙画像が消失しました

ちなみに、今もその影響はめちゃくちゃ受けています。今も記事の7割か8割くらい表紙画像が消失していますが、その影響です。その時の愚痴記事。

少年は少女に出会う
愚痴記事

表紙画像が消失イコールAmazonアフィリエイトリンクの消失でもあります。ただでさえアクセスが激減している中で、リンク自体も消失しているという状態。ぐぬぬ……。

反省会

ということで、色々なことが重なって売上ゼロという悲しい連続記録を打ち立ててしまった結果、ついにAmazonからAPIの利用を差し止められることに……よよよ……。APIが使えないだけなので、手動で頑張ればバナーは作れます。ただその作業はけっこうしんどい。

っていうかしんどいとか以前に、差し止めはさすがにちょっと凹む

代わり映えしないからなぁ

まぁでも、見返してみてそうだよなぁと思う面もあり。アクセス自体が激減しているのは、まず検索エンジンが権威性のない個人サイトを冷遇するようになったという外的要因があるけれど、そうは言ってもその中でうまくやっている人もいるわけだし、時代が変わる中で代わり映えのしない自サイトのコンテンツのあり方にも問題はあるよなぁ、と思う。

そもそもブログ自体が検索エンジンと共に発展してきた歴史もあり、正直検索エンジンで引っかかって見てもらうこと前提の作りになってる(=サイトの中を探索しづらい)んだけれど、その検索エンジンに切られつつあるというのはだいぶ前からわかっていたんだから、もうちょっとなんかしろよって話だったのは思う。

とはいえ、ここ2年くらいについてはまず「サイトの継続自体が危うかった」という状態で、とてもではないが抜本的に何かする元気はなかったよ。それでもなんとか復活して、また頑張ろうかなぁと思った矢先にこれである。

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まぁでも、いい加減なんとかしろってことなんかもしれんねぇ。

地味な対応

まぁ一応意識はしていて、最近はなるべく色んなページを見てもらえるように一つの記事の中で「そういえばあの作品を思い出すなぁ」なんて時にはリンクを張るようにしたり、あと放置気味だった「管理人にオススメする」を見直して、積ん読消化対象の優先度を上げたり、それも中々全部はできないから紹介だけでも記事としてまとめてみたり、とかは自分なりにもうちょっとどうにかしようと思った結果だったりする。サイトの滞在時間や1ユーザあたりのPVはちょっと伸びたのかな、と思う。まぁまだ続けないと効果のほどはわかんないけど、今のところはプラスになってる。誤差かもしれないが……。

相変わらず微減

でも全体的なユーザ数は相変わらず検索エンジン頼みなので、微減傾向は続いてるんだよね。やっぱ時代はSNSなの?(遅い)と思うものの、Twitterアカウントをだーいぶ前に作ったんだけれどほとんど使ってない。SNS運用できる気がしない。

思い出したようになんか書く。名前が「管理人」で既にふざけてる。ってか未だにNickname決めてないっていう。もう8年やってるのに。そういうところだぞ案件。いやでももうちょっとさすがに頑張ろう。とりあえず名前は決めよう(早く決めろ)。

できることはあるはず

ちょっとご新規さんをどうやって増やすかは本当にどうしたらいいんだろうという感じだが、とりあえずまだ来てくれている人も有り難いことにいらっしゃるので、せめて来てくれた人がもうちょっと満足できるような作りにはしたいなぁ、とは思っている。

どうしたらいいだろうかね。常々ブログは一覧性の悪さを指摘されるが、まずそこはどうにかすべきか。トップページちょっと頑張っていじろうかなぁ。でもそれでよかったら個人サイトは滅びてない気もする。まぁでもやるか。ってかそれは最低限やれよと他のブロガーに言われそう。

アフィリエイトの点で考えるなら、まずリンクを復活させるのは当然として、1巻だけのカテゴリとか作ってもいいのかね。5巻の感想記事とかリンク貼られたところで「いや持ってるし」って感じやからなぁ。あとAmazon Kindleとかでセール始まった本のウォッチリストでも作るとか?Kindle Unlimited読めるやつ一覧とかあっても便利かもしれない。ってかそれは自分もほしい。

自分用の観点から考えると、最新話公開しているページやアプリの一覧はあると良いかもしれない。それともそういうサービスもうあるのかな。

後は最新の漫画を追いかけて……あ、いや、これは無理。もしかすると一番重要かもしれないんだが無理。それやった瞬間にサイトポリシー(あるのか?)が崩れるし何より自分が楽しくない。むしろ忘れられた作品や忘れ去られつつある作品を取り上げたい。

まぁとにかく、色々やれることはあると思うし、来てくれる人がいる間に、色々考えてトライしてみます。それでダメなら仕方ない。でもどうなっても、ブログ自体は細々とでも続けていくと思います。でもせっかく続けているんだし、少しでも気が向いた時に来て楽しんでもらえるようにしたいですね。結局何も代わり映えしなかったりして。

Kindle Unlimitedはいいぞ(広告)

とりあえずKindle Unlimitedの紹介リンクを張ります。ここから登録してもらえると紹介料が入り、晴れてAPIも解禁される……はず。

Kindle Unlmited

Kindle Unlimitedは月額980円で読み放題のやつなんですが、漫画の観点でいくとまぁそれなりにあったりします。ラインナップはけっこう流動的なので常にこれとは言えないんですが、今の時点で読めるヤツでこのサイト的な観点だと、宇崎ちゃんとか6巻までKindle Unlimitedの対象だったりします。

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最近記事書いたのだとこのへんもそう(いずれも紹介してもらったやつだったり)。まぁけっこう読めるやつあります。まぁよければ。

ちなみに自分は3日くらい前に解約したんですが、3か月無料キャンペーンに釣られてまた契約しました。思う壺だよ!

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 今現在、漫画は電子化が進み基本無料の連載アプリに、紹介もされているKindleUnlimitedの様な読み放題、他にもレンタルや短話売りなどジャンルも形式も選択肢も増え続けています。
    ラブコメだけでも毎日の様にどこかで新作が始まっています。
    そんな中で個人でサイト運営をされているのはとても大変だと思いますし、凄いと思っています。
    感想を知りたくて調べてもただ漫画の内容を箇条書きにしただけのネタバレサイトが検索上位に来る事も多いです。
    しっかりと読んで感想を書いて頂けるこのサイトの存在はとてもありがたいです。
    あまり無理はなさらずにこれからもどうぞゆっくりと更新して頂ければ幸いです。

    • コメントありがとうございます。そう言って頂けると嬉しいです。
      検索にヒットする記事は……はい、ネタバレ含む設定の羅列を構造的に書くと、検索エンジン受けするんだろうなーとは思います。
      「水を被ると女の子になるんです」と「こいつのせいで俺は道を踏み外した」で前者が良しとされてしまうのは残念なことです。
      昔はもうちょっと、人の考えというか、想いみたいなものを重視されていたようにも思うのですが……
      まぁこういう時代の中ですが、なんとかやっていきたいと思います。

  • ひょっこりひょうたん島はこのサイトの読者に伝わるのだろうか?

    このサイトを見つけるのが以前よりも難しくなったと思います。以前は「少年は少女に出会う」と検索して下に下げていけば出てきましたが今では「ラブコメ」と追加で入力しないと出てこないです。
    このサイトを知るきっかけとなった「相沢さん増殖 感想」で検索しても40サイト目を過ぎてから出てきました。

    力になれるかどうかは分かりませんがあなたのツイートのうちこのサイトに関係あるものをリツイートしようと思います。

    • ありがとうございます、お心遣いを嬉しく思います。こうしてお声をかけていただけるだけで、やってきてよかったと思います。
      検索はもうかなり厳しい感じですね。いまさらではありますが、サイトを作れば良いという時代はもう終わったのだなぁとしみじみ感じます。
      せっかくやっているのですから、もう少し私もWebサイトの運営者らしく頑張りたいところです。
      なんかやってるなぁと見守っていただけますと幸いです。

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