『アリソンは履いてない』1巻感想:ちょいエロでハーレムで飛び出せ二次元

作・ねんど。。2017年1巻。

2次元からヒロイン飛び出た系。元が美少女系ソーシャルゲームなところに時代を感じる。

タイトルから察せられるとおり、R-18まではいかないソフトエロ漫画。履いてないどうこうよりは"もみもみ"のほうがインパクトが強い。

修羅場色のあるハーレムものなところが一番の特徴な気がする。何故か妹キャラもいる。

頭からっぽのエンタメ。以下1巻感想。

目次

飛び出せヒロイン

このタイトルから内容は察せられるがまぁそのとおりであった。看板に偽りのないバカ漫画は嫌いではない。特徴はヒロイン・アリソンは主人公・スグルがプレイするソーシャルゲーム、ストレンジガールズのヒロインであることか。つまり飛び出せ二次元系統だが、その題材がソシャゲなところになんとも時代を感じる。なんとかガールズっていうタイトルのものは昨今いっぱいあるので、別に何がモチーフってわけじゃないのだろうとは思う。まぁその手のやつは全部似たようなもんだけれども……。

とはいえ飛び出る二次元ヒロイン自体はさすがに既視感アリアリである。そこでなのかどうか、飛び出たヒロイン・アリソンはゲームのバグでパンツ履いてないという超設定。なんとかしてパンツを履きたい!という目標を掲げ、主人公と共に奮闘する。まぁエロス。わかりやすくエロス。

パンツを共に買いに行くくらいならともかく、スグルの妹のパンツを盗みに行くのは中々パンチが効いている。

ねんど。, アリソンは履いてない, 第1巻

このごく自然な流れと、まるで賞味期限切れの食品の可否を確認しているようかのようなスグルの表情が個人的に良い。この主人公は一見ハーレムラブコメにありがちな無個性タイプっぽいのにやけにいい味出していると思う。

そしてハーレム系ラブコメの妹は度を越したブラコンであることが半ば常識である昨今、やはりスグルの妹もそれ系である。

それについて、アリソンが嫉妬心を剥き出しにしてスグルを責めるのがメタ的に面白い。

アリソン「こっちの世界じゃ実の妹だって普通に恋のライバルなんですけど」
スグル「そりゃ言えてるけど」

言えてるのね。まぁね。

いっぱいヒロインもみもみ

そんなこんなでアリソンが履けるパンツを探すのが一つスグルとアリソンの目標となるわけだが、それよりもインパクトがあるのは「もみもみ」。昨今よくあるおさわりソシャゲのヒロインにタッチして反応が楽しめる病的なアレ。アレをリアルにできるという大特典。

ソシャゲらしい都合のいい設定で、ゲームをプレイするマスターであるスグルの「もみもみ」が、ヒロインには不可欠のものであるらしい。このもみもみのシーンは18禁スレスレ。この際もみ心地について、スグルが「味わい」という言葉を使うところにマニアックさを感じた。触感を味覚の感性で表現する、あんたも好きねぇ。

さらにソシャゲらしく、アリソンだけではなく多くの痴女コスなヒロインがやってくる。そのヒロインたちが、スグルを取り合う。みんなで仲良くではなく、取り合い路線なのは一つ特徴といっていいと思う。修羅場風味なのでそういうのが好きな人に向く。そしてやってきてはもみもみ。もみもみする。

で、もみもみしてるなぁと思ったら漫画終わる。こういうアホっぽい漫画は心を平穏にしてくれると思う。

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