まいばすで買った安ワイン飲みながら神の雫読んでる

あー10日過ぎてる、またろくに記事更新もしないままディーふらぐの更新が……と思ったら、今月は更新ないんやね。あらまぁ。そんなら次の更新までにサイトの更新するぞー、でないとまじでディーふらぐの感想サイトになってるからね当サイト。

というわけでもないんだけれど、なんとなく昔の記事とか読んでいた。で、たまたま目についた記事でこんなのがあった。

あわせて読みたい
『迷い神社にお尋ね申す!』感想:主人公とヒロインの幼馴染感が良いので、もうちょっと読みたかった 水沢 ながる, 迷い神社にお尋ね申す!, 2015。1巻完結。恐らく打ち切り。 主人公が周囲の人たちの悩みを解決していくタイプの、古来より伝わるお使いクエストストーリー...

この漫画、本当にまぁ薄味なんだけれど、幼なじみものとしては見るべきところもあって、他に作品あったらポチろうかなぁと思うんだけどね。ないんだよね。検索すると小説系のお方出るけど別人だよねぇ。読み切り(になってしまった)1冊しかない作者さんって、やっぱりそういうことなのかなぁ。

本作はKindle Unlimited対象なので、幼なじみスキーの人はとりあえず読んでいいと思うよ。特にネタバレもないので(というか話らしい話がない)、記事読んでからでも問題ないです。

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誰が読む?俺が読む

なんというか、今日は文字を書き連ねたい気分なので、こうしてなんか書いているんですが。振り返ってみて、、自分で言うのもなんだけど、普通のサイトが取り上げないような作品一生懸命取り上げてるなこのサイト。

今日上げた記事とか、竹書房から出ている「アリソンは履いてない」の最終巻。5年前に終わった全3巻の漫画の記事を平然と上げるの意味わかんないよな冷静に考えると。竹書房だから高いし。この記事誰が読むんだろう。

5年後くらいに俺が読むかもしれない。実際、冒頭記事に上げた「迷い神社にお尋ね申す!」とか8年前の1巻完結漫画。たまたまだけど、目について読んでしまった。作者さん、他の作品全然引っかからないけれど、これだけで漫画やめちゃったのかなぁ……。うーん。これKindle Unlimitedだから、幼なじみスキーは酒でも飲みながら読むといいと思う。

神の雫読んでる

酒といえば永遠に積読している漫画が神の雫だ。Kindleで合版になってるよ。なんか書いていたら読もうという気になって今開いてる。描写が丁寧で、ああこれは面白い漫画なんだなって一話でわかるのすごいよな。人間の感情のちょっとした機微を描くよな。言葉遣い一つでピクッとなったり、口元だけ描いて抵抗を示したり。

何より主人公・雫の父親に対する複雑な感情が、その言葉の端々からわかる(逆に、父の息子への想いもわかる)。同時に、ライバルとして登場した父が死の直前で養子縁組した形だけの子供もまた、英才教育を受けた雫に対して言葉とは異なる思うところがあるのだなと表情でわかる。漫画ってのは絵と文字両方が同時に見られる。しかもそれが基本一人のごく限られた人によって作られたものなのだから、贅沢な娯楽だね。そりゃ高いわ。

しっかし、息子とシン・息子の、本に近い表現をしたほうが勝ちという真剣勝負で、シン・息子の「ちなみに私はこの本を読んだことがない それは誓って真実です」を雫は信じるんだから、浪漫だよな。現実世界だったら俺は絶対信じない笑。

まぁでも、雫だって読んだことないかどうかわかんないし。でもこの二人は、この短いやりとりの間で、相手を信じるに足ると思うなにかを感じ取ったんやね。これは浪漫ですよ。まぁ、多分本を読んだら逆にそれに縛られていい答えが出ないんだろう、という理屈もあるんだろうけどさ。でも現実ではチートなんてそうわからんよ。やっぱり浪漫さ。人と人の。結局、物語とはどこまでいっても人と人を描いたものなのだと思う。

あとこの漫画、ちゃんとヒロインもいてちゃんとかわいい。将太の寿司とは違うのだよ将太の寿司とは(でも同作者の喰いタンはラブコメ的にも最高だよ)。しかし同衾の流れとはいえパンツ見えてキャーはラブコメ的には10代までやろって感じはするね。20代でやられるとなんか笑える。

子供には悪役にしか見えなさそうなオーナも、1億の利益損失を覚悟しながら、従業員の過失をクビの一言で済ませて、今できることの中でなんとか有効そうな一打を探し続ける彼は、非常に優秀だなと思った。若い雫は気に入らんやろうけど。

それにしてもワインの評論ってマジで言うてんの?っていうくらい聞いてるだけで笑いがこみ上げてくるんやけど、これはワイン好きで飲んでたら感動的だったりするんやろか。僕は今まいばすで買ってきた安ワイン飲んでるんやけど、それではわからんなにかがあるってことなんやろか。まぁでもこの安ワインもうまいもんだよ。

まぁでも「このラブコメはサロメ…なんという悪魔的頽廃……」とか書いてるブログあったらめっさおもろいな。

とか言いながら読み勧めてたら、やっぱりこのオーナは事情ある枠だったっぽいね。

「神崎君 君のその若さに感謝するよ」

亜樹直, オキモトシュウ, 神の雫 なぜか主人公ではなくオーナのシーンを切り抜く

このシーンに感じ入ってしまった俺は、多分歳をとったんだろうな。

なおその後オーナは特に出てこん模様……とおもったら忘れた頃に出てきたわ。

あと手の甲にキスとか、女子社員へのセクハラ描写がナチュラルにあるのは昔の漫画って感じするね。このセクハラ野郎。

セクハラ野郎 なぜ俺はこんなコマばかり切り取ってしまうのか

そしてやっぱり一週間くれる笑。なおいいヤツになる模様。

あと雫が70万のワインをみやびの不合格祝いで開けたのは、ざーっとらしい展開だと思いつつも泣いた😭最高の使い方ですから……。

まぁしかし、こういう公私混同した会社員生活ってのは、僕なんかはまだ浪漫感じるけど、令和の時代だとどうなんだろうね、若い衆には流行らん気もするが。まぁそんなこと考えたところで仕方がないが。いや、まぁ、案外変わらんかもな。人間の感覚なんて、そんなにね。人は皆、浪漫を求めるもんよ。そうだろう。恐らくは、今の会社が結局浪漫の対象として値しなくなったっていう、それだけのことなのさ。今はみな、異世界に夢中なのさ……。

そんでこの漫画、主人公とヒロインがきっちり役割分担してるから、ラブコメラヴァーズ的にもよさげではある。

この切り抜きは、俺なら何も知らん漫画でも読んでみたくなるコマだから、ラヴァーズならきっと響くと思っている勝手に。こういうのでいいんだよ、こういうので。

まぁしかしなんだねぇ、評論だけでここまでジャンルが出来上がるワインってのは、相当なもんだなぁ……などと、ラブコメ漫画のブログ書きとして思うところなくもないのではあった。ラブコメ漫画の批評もこういう感じでやればええんか?

このラブコメは……花の香り……紅い花と…華やかな果実……

うん、エロ漫画やな。

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