2019年読んで幸せになれたラブコメ漫画を振り返る その1

2019年も終わりますねー。恐ろしいですねー。2020年ですねー。わーお。

今年も色々ありました……どんな時もラブコメは俺の癒やしであった。癒やされないこともあった。色々あった。色々あったので、振り返ろう。なんだかんだで200記事近く書いていて、我ながらよくやるよね。

その1は今年読み始めたやつと今年読み終わったやつです。始まりがあれば終わりがあるのだ。。。その2は読み続けている連載もの、読み切り、割と前に完結した作品について。そしてその3は特に良かったものについて。

…という順番で、3回にわけていきまっせ。もう何しろ長いから。

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今年も大量

やっぱりラブコメは人気やねー、一大ジャンルやねー、読んでも読んでも作品が積まれていく。こんなにたくさんあるけれど、幸せになれるラブコメというのはそんなに多くないのだよ。

今回は2019年の記事を振り返るので、当サイトで2019年に取り上げた作品について振り返ります。したがって、昔の作品だろうが今年読んでいたらガンガン取り上げます。

ラブコメはじめました

今年に入って読み始めたやつ。なので、2018年以前に開始した作品もよくあります。

山本崇一朗 / それでも歩は寄せてくる

からかい上手の高木さんでラブコメ界隈に古くて新しい風を吹き込んだ安定の山本崇一朗。本作はどちらかというと男が攻め。先輩・後輩の関係をベースにしつつ、毎度のようになされる逆転に昭和的価値観の中で芽吹く現代的恋愛観を見る。

個人的には高木さんよりこっちのが好きだったりする。

『それでも歩は寄せてくる』1巻感想:ストレートという名のラブコメ変化球 – 少年は少女に出会う

桜井のりお / 僕の心のヤバイやつ

みつどもえの桜井のりおが描くガチなラブコメ。ネガポジカップル。ラブコメとして楽しすぎて驚いた。

『僕の心のヤバイやつ』1-2巻感想:初恋に至る距離感の変化が悶えさせるガチなラブコメ – 少年は少女に出会う

城平京, 片瀬茶柴 / 虚構推理(漫画)

2019年で読み始めた中で一番の大当たりかもしれない。ちょうどアニメ化もされるらしく、俺が読み始めたタイミングでアニメ化とかこれはもう運命かな(錯乱)。といっても、dアニメに配信されない限り見ることはないのだが……。

漫画全部ポチったし、原作もポチった。ラブコメ好きなら絶対楽しめるとオススメしますぞ。

『虚構推理(漫画)』1-2巻感想:表紙見てピンときたなら買いの化け物カップル – 少年は少女に出会う

G3井田 / かぐや様を語りたい

完璧なスピンオフでした。だいたいこの手のやつは、巻末に原作者さんからのリップサービスがあるのだが、本作については原作者さんの自分が死んだら後をお願いします、というメッセージが現実味を持つほどに、原作を補完する素晴らしい内容でございました。。。

この漫画の企画をしたのが原作者さん直々だと知り、ほんとラブコメに求められているものを知っている人だなぁと感服。もう本当に、ありがとうだよ!

『かぐや様を語りたい』1巻感想:もはや原作 – 少年は少女に出会う

田口ホシノ / お嬢様の僕

安定の田口ホシノ作品。現状5巻まで出ていて、全部感想書いてます。1巻出たのは2018年だけれど、最初に記事を書いたのは2019年なのでこの位置です。

この作者さんは本当に安定して安心のハーレムラブコメを描くお人です。まがつきに続き本作もヒジョーに安心のハーレムもの。その安心具合、保証します。

ただ本作については、ヒロインが見た目はともかく設定的には人外(神様)であったまがつきと違い、フツーの日本人女子なのよね。最後どうするんだろう。しかも良家のお嬢様だし。

『お嬢様の僕』1-2巻感想:無知なお嬢様の着替えもお風呂もお世話する紳士的に執事なラブコメ – 少年は少女に出会う

エロマンガ先生(漫画)

有名なラノベのコミカライズ。コミカライズ自体それなりに原作から時間差があってされるものだし、しかもコミカライズされたのが2014年だから、まぁだいぶ前の作品ではある。

原作者さん前作の俺の妹がこんなに可愛いわけがない通称俺妹は、ラノベ界のみならず漫画界にも大きな影響を及ぼした。色々と物議を醸した作品で、本作は前作ほどのインパクトはないかもしれないのだが、しかしその分安定して誰もが楽しめる作品になっているような気がする。とりあえず原作者さんどんだけ妹好きなのか。

『エロマンガ先生(漫画)』1-7巻感想:義理兄妹でラノベを描くラブコメ浪漫よ – 少年は少女に出会う

内山敦司 / 世界か彼女か選べない

三角関係・修羅場もの。正直最初の方は、ラブコメに読み慣れた人だと「あーこういう感じか」と思ってしまうかもしれないんだが、後半にいくにしたがって面白くなる。ラブコメラヴァーズ的には、世界か彼女か問われれば彼女に決まっているだろとなるのだが、世界と彼女が同化していくため、究極の選択がどんどん悩ましくなっていく。

『世界か彼女か選べない』1巻感想:トロッコ問題ラブコメ版、世界を懸けた修羅場上等の三角関係 – 少年は少女に出会う

アズマサワヨシ / 愚かな天使は悪魔と踊る

なんとなく読んでみたらあたりで一気読みした漫画。ラブコメとギャグのまじり方が理想的。ディーふらぐとか好きな人ならこれも好きなんじゃなかろうか。ただしこちらはハーレムではなくカップル系、またシリアスも交じるが。

『愚かな天使は悪魔と踊る』1-3巻感想:この漫画のノリめっちゃ好み – 少年は少女に出会う

氷川翔 / 万代かなめは遊びたい

正直にいうと、初めて読んだときは「ああね」と思った。だって設定やら話やらがテンプレっぽいんだもの。実際そういう評価している人いたし、俺的にもそれは頷けるものだった。

なんだが、2巻3巻と読むにつれて、「これ面白いな……」と素直に思えるようになった。このへん、田口ホシノのまがつきを読んだ時の感覚に近い。なんてーか、人間関係が丁寧なんですこの漫画。ハーレム風ラブコメとしてオススメできる。

『万代かなめは遊びたい』1巻感想:万代かなめで遊びたい – 少年は少女に出会う

黒神遊矢, 神崎かるな / 武装少女マキャヴェリズム

ちょっと読み始めたら存外面白くて9巻まで一気読みしてしまった漫画。アニメもよくできていた。世界観を共有するしなこいっはやや説明が冗長な感じがして入り込めなかったのだが、本作はバトルとラブコメが良い塩梅で合成されていて、とても楽しめた。

ただ最近はちょっとバトルに寄りすぎている感がしなくもなく、10巻以降どうなるかなぁとはちょっと思っている。

どうでもいいが、「ぶっころ」が無意識の間に俺の口癖として取り入れられていることに最近気づいて慄いている。

『武装少女マキャヴェリズム』1-9巻感想:バトルとラブコメの理想的な連携 – 少年は少女に出会う

五十嵐正邦 / まったく最近の探偵ときたら

こんなサイトやっているのに川柳少女よりこっちのほうが好きだった俺はいったいどうなんだ。1巻読んだら面白かったんで5巻まで一気にポチりましたわ。ギャグだけど、ラブコメ的にもけっこうおいしいよ。探偵と助手のフレームワークって、やっぱラブコメ的にいいんだなとも思うし。

『まったく最近の探偵ときたら』1巻感想:探偵と助手って関係いいよね – 少年は少女に出会う

さよならバイバイ最終巻

お疲れ様でしたー、な最終巻特集だよ。

ウダノゾミ / 田中くんはいつもけだるげ

2019年で一番ショックだったかもしれない最終巻。日常系で延々と続くような気がしていたので、不意打ちの最終巻に驚きを隠せなかった。確かにこの手の漫画で13巻も続けば十分かもしれないんだが……いやでももっと続いてほしかった。実際恋模様とかもっと進展できたと思うしなんだし。うーん。

女性読者も多いと思うんだが、というかBookLiveでは女性漫画に分類されていたのでむしろ女性読者のほうが多いのかもしれないんだが、俺的には自分が男だからこそ楽しめたってのもあるように思うんだよな。邪念なく癒やされたというか……。この漫画に代わる癒やし漫画は今の所見つかっていないし、見つかる気がしない……。

『田中くんはいつもけだるげ』13巻(最終巻)感想:野郎に野郎がニヤつける奇跡の漫画だった – 少年は少女に出会う

ひよどり祥子 / 死人の声をきくがよい

終わってしまった。マジですか。悲しい。幼馴染との悲しい恋物語でした。うぅ……。

急転直下だった本作の最終巻には、納得のいった人も、いかなかった人もいるだろうなと思う。自分もけっこう思うところがあって、だいぶ長い感想記事になりました。この感想記事は、当サイトの中でも頑張って書かれた部類に入ります。物語の解釈に正解なんてないけれど、自分なりに素敵に解釈したつもり。

よい物語でした……。

『死人の声をきくがよい』12巻(最終巻)感想:幼馴染なふたりのすれ違いとその結末 – 少年は少女に出会う

押切蓮介 / ハイスコアガール

一時はどうなることかと思ったけれど、きちんと完結までいってよかったよかった。

1巻が素晴らしすぎるボーイ・ミーツ・ガールだっただけに、ただでさえ2巻以降どうなることか不安だったうえ、版権問題で連載止まった時にはほんともう残念な気持ちになっいていた。それだけに最終巻の感慨もひとしおである。

まぁ予定調和のハッピーエンドなのはそうでしょう。それが求められていたものだし。ただ最終的には小春漫画だったような気もする。

『ハイスコアガール』10巻(最終巻)感想:ボーイ・ミーツ・ガールの偶像を確かな希望に変えて – 少年は少女に出会う

ソウマトウ / ギリギリアウト

2018年にて全6巻。消化不良になるほど短くすぎず、物語が間延びしなほど長過ぎもしない、まぁちょうどよい長さで終わったのではなかろうか。まぁよくできたラブコメは間延び上等なので、個人的にはもうちょっと見ていたい気持ちもあったのだが、漫画としては綺麗なタイミングで終わったと思う。

ヒロインが失禁するラブコメ、として売り出されていたと思うし、実際そこがウリだったのだろうと思うものの、本作はまずラブコメとして楽しい、というのがポイントだった。失禁ってだけじゃ一発ネタにしかならないものな。それがここまで続いたのは、ベースがしっかりしていたからだと思う。良いラブコメでした。……とはいえ失禁ネタは強烈ではあるので、人には勧めづらいのであった。

『ギリギリアウト』6巻(最終巻)感想:尿に煌めくラブコメの光 – 少年は少女に出会う

稲井カオル / うたかたダイアログ

全3巻で終わってしまうとは……。ラブコメ好きならたしかに好きになれる作品だと思うのだが、さすがにあまりにも何もなさすぎたからだろうか。。。それともこれくらいの長さで終わらせるつもりだったのか……。

男女でイチャイチャするだけのラブコメは多いかもしれないが、ここまで会話劇に重きを置くラブコメはそう多くはないので、ちと残念だ。

『うたかたダイアログ』3巻(最終巻)感想:思い返すと何もないけれど、確かに楽しかったんだ – 少年は少女に出会う

赤のキノコ / なぜだ内藤

一番勢いがあったのは1巻だったことは否めず、まぁそろそろ終わってしまうかなぁとは思っていた。3巻まで出ただけでもよかったと思おう。

pixivにもたくさん話がのっけられていて愛を感じる。よかった。

『なぜだ内藤』3巻(最終巻):幸せをありがとう – 少年は少女に出会う

ねこ末端 / 陽下3姉妹はかまってほしい

この漫画は義理姉弟・兄妹ものとして優秀な漫画でごぜーました。テンプレ的なのにどこか飽きさせず、ニマニマして読み勧められるギャルゲー的なラブコメ。本来ギャルゲーとラブコメは相性がよくないと思っているのだが、不思議とこの漫画は楽しめたのは、義理近親もののラブコメ的に理想の関係性を描いているからだろう。その関係性を描くためにキャラがいる、という感じなので、ラブコメとして楽しめるのだと思う。

作者さんは過去に幼馴染ものを描いていて、それもそのような感じで楽しめた。まぁ最新の読み切りが百合もので、それはちょっと個人的嗜好と合わないからパスなのだが、そのうちにまた合いそうなのが出ればポチりたい。

『陽下3姉妹はかまってほしい』3巻(最終巻)感想:義理近親のラブコメ浪漫が溢れていた – 少年は少女に出会う

岡本倫 / 君は淫らな僕の女王

驚くべきことに2017年に2巻が出ていた、岡本倫の怪作。完璧な1巻に続く2巻ってのはある種の恐ろしさがあるんだが……まぁハチャメチャではあったが……よろしかったのではないでしょうか。

変態が変態行為をしているだけなのに、どこまでもピュアで美しい純愛劇場がパワフルに繰り広げられる。恋愛と自制心、というテーマはもっと掘り下げられるポテンシャルがあるのではないだろうか。

『君は淫らな僕の女王』感想:変態どものプラトニックは完全無欠のラブコメだった – 少年は少女に出会う

桐丘さな / 大正処女御伽噺

表紙のとおりのハッピーエンド。ハッピーエンドになるに決まっていると確信していたのだが、なんかエラい長いこと積ん読してしまった本作。多分2年くらい積ん読したと思う。厳し目の展開が多かったからなぁ。

ヒロインが可愛いのだけれど、それ以上に主人公の成長にほっこりする作品であったと思う。性根が優しくて繊細な人が、厳しい環境の中でその繊細さ故に傷つき、内に閉じこもるというのはまぁある話なのだろう。(姉をのぞいて)みんな楽しそうでよかったよ。

『大正処女御伽話』5巻(最終巻)感想:光あれ! – 少年は少女に出会う

春野友矢 / 魔王様ちょっとそれとって!!

あれ、終わっちゃった……。正直もう少し続くと思っていたんだけれど……うーん。

侍女漫画だった。侍女の執念時空を超える。

ディーふらぐ!が好きなら、ギャグの感じとかはもちろん好きな感じなんだよね。もうちょっと素直にあざとくラブい展開してくれたらあるいは、、、と思うものの、あまりそういうことはしたくなかったのかもしれぬ。うむぅ……。

『魔王様ちょっとそれとって!!』8巻(最終巻)感想:侍女の執念時空を超える、そして家族へ…? – 少年は少女に出会う

その2に続く

始まるものがあれば終わるものもある。こうして少しずつ世代交代が進んでいくのですなぁ。

次は安定のいつものを中心に振り返ります。

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