2017年読んで幸せになれたラブコメ漫画その1

恐ろしいことに今年もまた終わろうとしている。このサイトを始めたのが2016年1月だから、来月には2周年だ。よくもまぁラブコメ漫画の感想サイトなんてもんを続けているもんだなぁと自分でも感心するわ。もうすぐ600記事だわ。

でも今年は去年よりもあんまり漫画読めなかったなぁ。積読がすごいことになっている。忙しかったものなぁ……。それでも250くらいは記事を書いていた。2017年読んで幸せになれたラブコメ漫画を振り返る。

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2017年

  • 2017年に発売された
  • このサイトに感想書いた
  • ニヤニヤした
  • 幸せになれた

必然的にシリアス系は厳しい。あと去年の年末の記事「2016年読んで幸せになれたラブコメ漫画30選」とはなるべく被らないように…とか思ったんだけれど、そうすると書ける作品が激減。今年全然発掘できていないことに気づいた。うーんあかんなぁ。

ということで、あまり深いことは考えずにニヤニヤできたものを並べていって、今年の総括ということにする。前回は1作者1作品で合計30作という縛りを入れたけど、今回は特に入れない。

高津カリノ / 俺の彼女に何かようかい 3,4巻

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作・高津カリノ。外れがない神。作者ブログの4コマは日常の癒やし。

親世代から綿々と続く切れないラブコメの縁は、ラブコメ世界の一種の理想形なんだろうと思う。歳を取ると、燃え上がり燃えつきるような瞬発的ラブよりも、永遠に続く周期関数のようなラブに魅力を感じてしまう。どちらも見方によっては同じものなのかもしれないが。言うまでもなくこの漫画は後者やね(ってかこの作者さんのラブコメ自体全部そうだけど)。

実はまだ4巻読んでない…。2018年の初読みにしようかな。

『俺の彼女に何かようかい』3巻感想:謎の青春プランとりあえずキープにまで追い込まれた白石が不憫可愛い

鳴見なる / 渡くんのxxが崩壊寸前 3,4巻

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作・鳴見なる。ん?3巻は2016年だったっけ?まぁいいや。

何もかもが謎めく女に囲まれてモテモテな渡くんが幸せハッピーなのに何か精神的に追い詰められていっているような感じの漫画。xxってなんなんやろね。

ちなみに俺は幼馴染の響きだけで生きていける気がした紗月派。石原さんは渡にはシンドイと思う。初々しいデートにドキドキしてる渡を差し置いて、一段飛びでゴム買っちゃうの、俺的にはキツイなー。紗月も重いけれど、またちょっと違うしさ。

『渡くんのxxが崩壊寸前』3巻感想:石原巻だけど紗月の愛のおかしさが色々可愛い

雨隠ギド / 甘々と稲妻 8,9巻

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作・雨隠ギド。飯漫画であり子育て漫画でありシングルファザー奮闘記でありラブコメ。

飯漫画といっても、既に飯多めの日常系になりつつある。飯食って解決、という王道飯漫画のパターンではなくて、いかにして飯に誘うかとか、一時の安らぎを飯に求めるとか、そういう次元になっている。現実的なところをすっ飛ばして、飯食って幸せ!な単純さが飯漫画の良いところだと思うんだが、良くも悪くも、飯漫画のジャンルから脱してきているということなのかもしれない。

それにしても、つむぎの成長が眩しい……。ことりは高校卒業後が勝負やね(何が)。

『甘々と稲妻』9巻感想:つむぎが成長していてショート可愛い。再婚話に生々しさが出てきたかも

高津カリノ / ダストボックス2.5 1巻

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作・高津カリノ。正確には2016年発売なんだけど12月やからセーフで。2巻は2018年1月だよ。

一応声優のお仕事漫画だけれど、WORKING!!のファミレス感やサーバント×サービスの公務員感よりもさらに仕事感がない気がするのはまぁ作者さんの実体験に基づいていないからなのだろうが別に問題ない。だいたい学園漫画の大半が実の学園からかけ離れているし問題ないもんよ。

日歌里の割とガチ寄りな自覚なきストーキング属性はなにげに作者さんの作品では珍しい気がする。

『ダストボックス2.5』1巻感想:声優ものだけどだいたいいつもの高津カリノでした

二駅ずい / 彼女はろくろ首 4巻(最終巻)

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作・二駅ずい。

あー、これなー、幼馴染ものとしてめっさ期待していたのに、急に終わってしまってショックだった。すごく打ち切りっぽかったんだけれど、そうなんだろうか……。そこそこ人気あったのではないかと思うんだけれど。最後しっかり一樹とかのっちがイチャイチャしていたのはよかったけど。

『彼女はろくろ首』4巻(最終巻)感想:えっ、終わり!?期待の幼馴染漫画だったのに…

押切蓮介 / ハイスコアガール 7巻

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作・押切蓮介。続きが出て本当によかった。

7巻は完全に日高のターンだったけれど、可哀想なほどの当て馬ぶり。これもベースはゲームなのだけれど、男女の機微が絡めば当然ゲームで終われるわけもなく。大野のほうは目立たないなぁ。

いいラブコメなんだけれど、1巻がボーイ・ミーツ・ガールとして完璧過ぎただけに、ちゃんといい感じで終わってくれるか心配でもある。。。

『ハイスコアガール』7巻感想:修羅場!日高捨て身の攻勢、立派なドSに成長しました

烏丸渡 / NOT LIVES 10巻(最終巻)

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作・烏丸渡。ヒロインがボッコボコにされるボーイ・ミーツ・ガール。

これなー、これもよかったなー。ボーイ・ミーツ・ガールとしてよかったのは実に嬉しい誤算だった。三神と天宮の最終決戦前夜とか好きだなぁ。色々大味ではあるんだけれど。そんなのを気にさせない勢いがあった。そして最後に愛は勝つ!笑

おまけ漫画の感じのコメディ路線でもっと読みたいなー。

『NOT LIVES』10巻(最終巻)感想:血まみれ可愛い肉体派ヒロインと頭脳派主人公の素敵なボーイ・ミーツ・ガールだったよ!

宮原るり / 僕らはみんな河合荘 9巻

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作・宮原るり。

ついに宇佐律が付き合い始めて感無量。まるで国語の読解をするように、宇佐くんの行動を解析して、あんな人もういないという論理的な帰結に辿り着いた律ちゃんの面倒臭さと可愛さ。そして宇佐くんおめでとう。

こんなにも祝福したい気持ちでいっぱいになれるラブコメなんてそうそうないんだよ。あーもう付き合った後も末長く続けてほしいんだけどなぁ!

『僕らはみんな河合荘』9巻感想:悶えた。ニヤニヤ止まんない。脳溶ける。溶けた。ありがとうと思った。

田口ホシノ / まがつき 13巻(最終巻)

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作・田口ホシノ。

稀に見る真のハーレム漫画。多分作者さんは精神をガリガリと削りながら描いたのではなかろうか。最後までハーレム貫いて幸せハッピーうれしいなを貫いたのはすごい。ただ、個人的には幼馴染のあかりエンドでもよかったんだけれど。

『まがつき』13巻(最終巻)感想:ハーレムラブコメ漫画の鏡

今井ユウ / ちこたん、こわれる。 7巻(最終巻)

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作・今井ユウ。

いやまぁ、正直ちょっと微妙だったのだけれど、最終巻なので…。個人的には前作のイモリ201の川島と井森のほうが、カップル感があってよかった。桜坂が煮えきらないのがよくない。猫屋敷が可愛すぎたのが一因か……しかし一時はNTR寸前までいって、ヒロインとしては死に体だったことを思うと、ちこたんの体たらくっぷりもあるよなと思う。うーん。

構造的には、ちこたんに桜坂と猫屋敷が振り回される話なんだよなー。桜坂はちこたんを好きになるからいいとしても、猫屋敷はただただ哀れではある。猫屋敷的には、桜坂とそのうち付き合う気でいたんだろうし。声フェチ要素は結局あまり活かされなかったなー…。

ラブコメとしてはBBAな人たちのほうが魅力的だった。次は大学生以上でまたラブコメ描いてくれないかしら。

『ちこたん、こわれる』7巻(最終巻)感想:色々解決はする

高津カリノ / WEB版WORKING!! 6巻(最終巻)

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作・高津カリノ。また高津カリノ。どんだけ仕事するのこの人。

WORKING!!でもいわゆる猫組とされる。表紙はユータくんとお嬢。ドラマCDなくてつらい。

足立くん好きやなぁ俺。足立くんと村主さんの話もっとみたい。村主さん自体相当の強キャラなのに、その上をいく天然サイコな足立くんサイコーやわ。

この漫画自体は相当古くて、昔から追っかけていた人には相当感慨深いのだろうな。俺は今でこそこんなだが、実は高津カリノ作品を楽しめるようになったのは割と最近。WORKING!!とか知ってはいたけれど、あまり楽しめなかったんだよ昔は。それが今や……いやまったく、ラブコメは癒やし。

『WEB版WORKING!!』6巻(最終巻)感想:みんなハッピーお幸せに!あと足立くんサイコーっていうかサイコ!

桐丘さな / 大正処女御伽話 4-5巻(最終巻)

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ついに終わった、のだけれど、最終巻まだ読んでない……。

ちょいちょい鬱展開挟んでくるのが怖いけれど、表紙見る限りはハッピーエンドなのかしら……っていうかハッピーエンドじゃなかったらマジで凹む。ってかなんていい表紙。やっぱり、ラブコメの表紙はこうあってほしいよな。

ヒロイン・夕月の健気さはもちろん、それに絆されて成長するペシミストの珠彦がまたよかった。兄妹関係も修繕されて…。

これも2018年の初読み候補やなぁ。

『大正処女御伽話』4巻感想:早く結婚してください…

香椎ゆたか / まじとら! 1-3巻

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作・香椎ゆたか。これもまだ最新巻の3巻読んでないぞー。

TS漫画なのだけれど、特にホモホモしくはないのでノンケにも読めると思われ。幼馴染のヒロインとかいるし。主人公・南が全力で今を楽しむ姿が心地良いんだ。カラオケで録音した男声と合わせて一人男女デュエットとか、その発想に感心したわ。幼馴染の存在で、ラブコメ的な良さもある。ええやん。

『まじとら!』1巻感想:男子高校生が魔法少女になったら触って喘いで決め顔自撮り!

敷誠一 / 相沢さん増殖 5巻(最終巻)

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作・敷誠一。

これもハッピーな漫画だった。彼女が感情毎に増殖するという、考えようによっては拷問みたいな話。ハーレムといっても元は全員一緒やしなぁ。むしろ、一人の彼女をまるごと愛する度量が男の側には求められる。中々出来ることではない。まぁでも、相沢さん可愛いし適度にエロいし、総太は基本真面目だし、いいんだろうね。

『相沢さん増殖』5巻(最終巻)感想:一人彼女ハーレムの結末

森繁拓真 / となりの関くん 10巻

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作・森繁拓真。

関くんと横井さんが授業中にイチャイチャする漫画。横井さんはもう完全に関くん>>授業になっている。そしてその関係が家族にも広まっていって、本人たちが無自覚なまま外堀が埋められていくという。あと関くんがVRゲームで美人店長さんにデレっとしていたのが面白くない横井さん。

ただ悲しいことに、作者さんの深刻なネタ切れにより、ペースを落とすそうな……。後藤さん目線の俺みたいなやつにとっては、イチャイチャしてればそれで満足だけれど、漫画としてはそれじゃなーって感じではあるよなぁ。しかし、いいなりゴハンの時とはえらい姿勢が違う 笑。

次の巻はいつになることやら……。

『となりの関くん』10巻感想:授業中にイチャイチャしやがって……

長くなってきたので後半は別記事「2017年読んで幸せになれたラブコメ漫画その2」。

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