『さよなら絶望先生 絶望劇場』ドラマCD感想:懐かしくも普遍的な面白さ

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原作・久米田康治。さよなら絶望先生のドラマCD。2008年。

絶望先生がちょうど自分の学生時代の作品だからか、先生の「絶望した!」であの頃の記憶がフラッシュバック。何もかもが懐かしい。

でも、話の起点は時事ネタが多いけれど、話の中で展開されるネタは普遍性があるよなと思う。だからこそ、凡百の時事ネタ漫画から抜きん出た面白さがあり、人気を誇ったのだろう。心のポイント倍々キャンペーンを見逃すな!

にしても本当先生いい声してる。以下ドラマCD感想。

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懐かしくも楽しい普遍的な面白さ

原作漫画のネタを使ったドラマCD。さすがにそれぞれ何巻のどの話かはわからんなぁ。

  1. ゼロの特典
  2. 惜しみなくチョコは返す
  3. 蟹優先
  4. 今の武蔵野は闇である
  5. 世界の中心で愛を避ける
  6. ツルムの小心

古典はともかく当時の流行のパロディはさすがに時代を感じさせる。時事ネタ風刺のギャグ漫画なので、致し方ないところはある。だが時事ネタパロディは目立つだけで、「心のポイント倍々キャンペーンを見逃すな!」「世の中優先順位間違っていることだらけですよ!」「避けるのは暑だけですか?人間もっと色々避けたいものがあるでしょう!」など話の中のネタそのものは、いつの時代でも共通するような普遍性がある。時事ネタを話のテーマや起点にしているけれど、ベースにあるものは普遍的なもの。そこまで掘り下げてネタにできる人は早々いない。

物事どの時点まで引き返せるんでしょうか!?」などは大人になってから聞くと、学生時代とはまた違う切実さを感じられて面白いやらやるせないやら。本当に教えてほしいよ。社会風刺的なギャグも、大人になってからのほうが実感をもって楽しめるものだ(当時は当時で面白かったが)。また、流行の作品だけではなく、古典と称されるようなところからもネタを持ってくるところは、この漫画が巷に溢れる同人的パロディ山盛り漫画と一線を画しているところ。

雰囲気出てる

いい漫画だったなぁ。懐かしい。声だけでも随分と雰囲気が出るものだな。ただ、異口同音をネタにすることが多い漫画なだけに、音声メディアでは表現がつらいところがちょくちょくあるようで、それはドラマCD中でもネタにされており、原作漫画から細かいアレンジがなされていることがわかる。千里ネタが少ない気がするのはビジュアルなしであることとも無縁ではないだろう。猟奇ネタはやっぱりビジュアルがないとね。

他、ビジュアル映えする常月まといや小森霧などがほとんど出ないせいか(先生とまといの「いたんですか」「ずっと」は、やってくれるけど)、ラブい話も少なめ。千里も含めて、ラブコメ勢の元気がない。また、一番好きなヒロイン・風浦可符香は出番こそアレどイマイチ目立っていなかった気がするのは、そういう役どころといえどやや悲しい。

それにしても先生はまったくいい声をしている(原作漫画でも可符香から「先生は無駄にいい声してますよ」と言われる逆輸入的小ネタがあったことを覚えている)。先生のいい声聞いているだけで、なんとなく満足。

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