『湯神くんには友達がいない』7-8巻感想:ラブコメただしクリスマスを除く

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作・佐倉準。2015年8巻。

1-6巻に続いて7-8巻もすーごい積読状態だった。正確に言うと8巻途中で止まっていた。ちひろがまたなんかこう、明らかにあかんそうなことするから、そこで。どうにも心臓に悪い。なんて豆腐メンタルな俺。心に傷を作りながら読んでいる、少年だった読者はけっこういるに違いない。あの時ちひろはどうすべきだったのか、をテーマに真剣10-50代しゃべり場。さすがに60超えたらどうでもいいかなって。多分。知らんけど。

ところで、8巻の表紙はラブコメ的には良い表紙である。話の内容もかなりラブコメっぽい展開になっている。というかこれまでの展開でも随一。ちひろと一緒にいるのを第三者にデートだと言われて、どうしていいのかわからなくなる湯神くん、という非常に貴重なものが見られる。まぁこの二人はスルメ的な味わいがあると思うけどな。ちひろは間違いなく男を見る目ないから湯神がいんじゃね。知らんけど。

しかしなんだかんだいって湯神くんの影響力凄まじい。以下7-8巻感想。

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ら、ラブコメ?

7巻は修学旅行から帰ってきて湯神くんが一躍英雄……からの転落の話。ただし、本人のあずかり知らぬところで。

まぁそれは割といつもどおりの話ではあるのだけれど、驚いたのは8巻か。なにしろラブコメチック。もっとも、本作で描かれているものを考えれば、「恋愛」は外せないテーマであり、実際これまでも色っぽい話は何度もあった。何度もあったが、なんというか、普通にラブコメチック。

最初の香織の歪んだ執着の話自体、既にちょっとラブコメっぽい。まぁこの話はその後特に発展する感じではないものの、その後の湯神とちひろのデート(と言ってしまってよいだろう)は、どうだろね。親も巻き込んでいるし。これは……ラブコメ度相当高いよなぁ。

最初こそ、お互いいつもどおりで気楽にやっていた二人であるけれど、ハタから見たら完全にデート。で、そのことを認識してギクシャクしだす。

ラブコメか。

特に、ちひろはともかく、意識し過ぎてどうしてよいかわからなくてなっている湯神、というのは非常に珍しい。まぁ最終的には精神を落ち着けて、いつもの"らしい"二人に戻るのであるけれど、総合的に見れば完全にラブコメデート回であったと思う。うーん、これはちょっと意外。もしかしてこの漫画に「カップル」タグ付ける日がくるんだろーか。

トリプルブッキング

とまぁ、このサイト的には愉快な話が続いたにも関わらず、途中から止まって積読状態になってしまったのは、まぁちひろのせいである。不器用な癖にトリプルブッキングなんてするから……。心が痛い。

結果的には丸くおさまったのでよかったものの、どうしてこの子はこう、見えてる地雷犇めく地雷原に自ら突っ込んでいくのか。まぁそんな子だからこそ、なんだかんだ湯神とうまくやっていけるのかもしれない。

それに、自分がちひろの立場だったとして、どうすべきだったのかと考えるとこれは非常に悩ましい。湯神の言う誰かを切り捨てて誰かを選ぶというのは、正論であるように思うけれど、とかく人間関係というのは正しくないのが基本なので、あまりよろしくない気がする。さりとて今回のトリプルブッキングが良いとも思えず。

まぁ今回の「みんな巻き込んじゃえ!」っていうのが一番正解に近い気がするけれど、最初からそれが出来るコミュ力の持ち主なら苦労はしないんだよねぇ。。。まぁ自分なら一番最初の約束を優先するかなー……。

それにしても、クリスマス前まであんなにラブコメっぽかったのに、よりによってクリスマス当日に胃が痛くなる展開にするのはさすがと思った。今後ラブコメ度上がったりすることはあるんかねー。

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