『天空侵犯』10-13巻感想:スナイパー仮面人気やねんなぁ

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原作・三浦追儺、漫画・大羽隆廣。2014年1巻より、2017年13巻。

表紙は10-13巻で一番カッコよかった11巻。この表紙ずるい。カッコいいよね。

主人公が女子高生でパンツ見せてくれる天使だけど、どちらかと言うと野郎のかっこよさが際立つ漫画。人気投票の昔のジャンプ並な投票数にびっくりしつつ(Web媒体だからか)、一位をもぎ取ったスナイパー仮面に拍手。一方理火ちゃんは絶賛ピーチ姫状態なのであった。

以下10-13巻感想。

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人気投票なんてあるんだね

いつの間にやら13巻。相変わらず主人公のゆりは激しいガンアクションしながら制服の破れたミニスカートよりパンツ見せてくれる真の天使。相方のニセちゃんもゆりほどじゃないがそこそこパンツ見せて、眉太お嬢様・久遠も時々パンツ見せてくれる天使の花園。

そんな中で人気投票一位をもぎ取ったスナイパー仮面に拍手。ゆりとニセちゃんはそれぞれ2位と3位。パンツ枠で票が割れたか。まぁスナイパー仮面カッコいいよね。ハードボイルドでありながら剽軽なところもあって、しれっとラブコメしてるしこのサイト的にもポイント高い。こういうキャラは男女共に票集めるから強いよな。ゆりが興奮する程度にはイケメン確定だし。

一方かっこよかったゆりのチートなお兄ちゃん・理火は、相川に捕まってからすっかりピーチ姫状態。出番考えると5位は健闘か。理火は並の身体能力で特殊スキルもないのに、機転と策略で乗り切る姿は、異能力バトル展開が多いこの漫画の中でひと味違う輝きがあったので、この長期にわたるピーチ姫状態は残念。色々抵抗はしているものの、やはり捕虜の立場で四面楚歌に過ぎるのか、相川にやられている感じは否めない。13巻最後とか相当不穏だし、どうなるのか…理火好きだから頑張ってほしいところ。

それにしても、人気投票の投票数に驚き。1位2位が普通に一万票超えとか、昔のジャンプ漫画みたいだ。まぁこの漫画はマンガボックス連載で、Web媒体だからネット投票だったのかな。ハガキ使って人気投票は色々ハードル高いので、投票する層が偏っていたような気がするし、そのほうがいいよな。

緊張感ある会話

まぁ単純に紙媒体とは比較にならないとはいっても、やはりすごい数である。人気あるんやね、この漫画。まぁ面白いしな。会話一つとっても、決してぼくのすばらしいかんがえを皆にお披露目、ではなく、自分の真意をベールにかぶせて、相手の出方を伺いながら、言葉を選ぶ"交渉"。だから武器を持たない相川と理火の会話にも緊張感がある。

学徒仮面がその気持ち悪い思想を披瀝した時も、ゆりもニセちゃんも否定的な感情を抱きながら、別にそれを露わにしたり真っ向から反論して説き伏せようとするのではなく、まぁ理解できないは理解できないとしても、それはそれとして、それを踏まえたうえで、さてどう扱おうかという対応。正義・悪は取り扱い厳重注意な大テーマなだけに、変に押し付けがましいところがないのは助かる。

人の話を聞かずに独りよがりの自称正義に陶酔する愚かしさを体現するような、暴走老人田沼さんや新キャラ大天使なども、どこか愛をもって描かれているのには好感。ただ二人の迷勝負は笑えたが、その結果としてのお医者さん・青原が死んでしまったのはちょっと残念だった。けっこう好きなキャラだったので。調子のいい時は調子に乗って、それがうまくいかなくなったらハタと冷静になって。死にそうになったら理屈付けして一人だけ逃げようとか考えちゃったりもして、すごく人間らしいよな。いい大人だけど、大人だってそんなもんだよなと思う。

まぁでも、ツヴァイが死んだ時点でこうなるのは仕方なかったのかもしれない。ツヴァイの幻影を見て奮起したわけだが、その結果として死んでしまったのはなんとも皮肉で悲しい。アインだけでも生き残れてよかったか…。青原とアインの絡み好きだったんだけどな。

しかしもう13巻か……早いなぁ。

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