作・佐野タカシ。2010年1巻。
これは…ふむ。まず義理兄妹ものに入るが、シスター"ズ"か…。そして複数ヒロイン、SMをはじめとするフェチもの。複数ヒロインだが、ハーレムかというと非常に怪しい。どちらかというと修羅場りそうな雰囲気。
男好きしそうなヒロインではある。以下1巻感想。
ラブコメ読んでニヤニヤしたい。俺はもうダメだ。
作・海月れおな。"くらげ"れおな?と思ったけど、ページめくったらUMITSUKIとあったので"うみつき"らしい。でもTwitterみたらkreonaってなってて、kってクラゲのkなんじゃとか思いつつ、UMITSUKIらしいので"うみつき"で。
恋する美少女、それは萌え漫画においてあらゆる罪状を免罪する萌え記号。その免罪符さえ効力を失いかねない、軽度の知的障害すら疑うその行動に読者はドン引き。
いわゆる要介護ヒロインは昨今珍しくないが、ファッションセンスがやばいとか、食べ方が異常に汚いとか、粗相をするとか、言動が幼稚に過ぎるとか、要介護レベルが生々しい。
可愛いは正義。萌え漫画を読む人間は少なからずそのポリシーを持つが、そのポリシーを根っこから揺るがせるチャレンジングな作品。これほど主人公が羨ましくないラブコメがあっただろうか。面白かったわ。以下1巻感想。
作・此ノ木よしる。まだ聞いてないけどドラマCD付き限定版買いました。白泉社の電子書籍新巻遅れの悪習は相変わらず。
卑語連発しているだけで、意外と純情な純愛ラブコメ。オブラートの包み方がいやらしいだけで、やっていることはうぶうぶなピュアラブなんだこれが。カップリング感はそんなにないけれど、カップル感はすごく強い。いいね。
実は純情だよねという評価が作中でも固まりつつある千子に対し、むしろお前が変態だよねみたいな扱いされつつある流河姫……。変態というか、痴女だね、この子。亮にぃからは完全に脈なし過ぎるが、当て馬で終わらずむっつりさんとしてキャラを確立する。流河は多分エロい人妻になれると思うよ……。
以下6巻感想。
作・栗井茶。+チック姉さんからのスピンオフ。この二人だけで作品作れるなとは思っていたが、ほんとになってしまった。これだけでも読めるけど、多分だいたいの読者は+チック姉さん経由だろう。
この二人については、当サイトでは「『+チック姉さん』ブタと佐々木を語りたい」「『+チック姉さん』9巻感想:佐々木さんのメンヘラがとどまるところを知らない」で記事にしている。
内容的には+チック姉さんに収録されているものを、視点追加などしてリメイクしたもの。+チック姉さんを読んでいなくてもわかるようになっているが、逆に言うと+チック姉さんと内容が被っているため、ディレクターズカット版みたいな感覚……と思いきや、追加要素が凄まじすぎた。
もっと早く読みたかったのだが、Kindleで20%ポイント還元待ってたら時間経っちゃった……。以下感想。