『怪物王女』5-7巻感想:姫様が美しすぎてつらい…上司にしたいヒロイン

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気高いという言葉がぴったりくるまさに姫様。全体的にB級映画のノリなのに、姫様のキャラクターが強烈かつ素晴らしいので、どの話も不思議と心地よい余韻がある。

男をダメにする女は二次元ラブコメ界じゃそう珍しくもないが、男を成長させる女となると、なかなか。姫様の元で頑張るヒロも少しずつ成長を遂げているなぁ。上司にしたいヒロイン筆頭候補笑

以下感想。

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ヒロも成長している

まさに美しく気高い。「姫」の呼び名に恥じぬ姫様のもとで、頼りなかったヒロも成長を遂げている。6巻終わりの姫様救出の大ゴマいいよね……。その後の姫様のあっけにとられた感じがまた↓。

光永康則, 怪物王女, 第6巻
光永康則, 怪物王女, 第6巻

押し倒す形になって、この直後おしのけられているけれど、ヒロもちょっと認められたんじゃないかな。1コマ目の姫様の表情からは、驚きが読み取れる。「……ふむ」は何を思った「ふむ」なのか。かなりの度合いで憧れ混じりだと思うけれど、好きな女性を守るべくヒロもどんどん強くなっていく。身体よりか心の成長著しい(血の戦士だから肉体的な問題はだいぶカバーされるし)。

個々の話は、面白いながら多少既視感のあるB級ストーリーであるのはそうかもしれない。けれど、それを演じるキャラクターがとても魅力的なので、総じて非常に面白い。戦闘シーンがだいたい省略されているのも、いい味になっている(描けないだけなのかもしれないけど)。漫画で、いかにもハイライトになりそうなところをカットしているなんて、小憎い演出じゃないか。

皆が自分の意思を持って動いている

あとこの漫画読んでいていいなぁと思うのが、みんな自分の意思を持って動いていること。時には協力し、時には反目し、互いに信頼をしながらも、あくまで自分のことは自分が責任を持つ。

リザや令裡が、姫様とヒロとは別に単独で動く時もあるし、姫様はそれを関知しながらも、必要以上には関わらない。それはドライだからではもちろんなく、といって信用しているからというのもちょっと違う(もちろん信用はしているだろうけれど)。相手を尊重しているから、と考えるのが一番しっくりくる。その結果、悲しい結末が待っていたとしても、それはそれで、その人の信念と自由意思の結果だから、仕方がない。

だからこそ、姫様は別格にしても、皆が魅力的で、それぞれにドラマを感じるんだよな。

その点、ヒロは血の戦士とはいえまだまだ姫様べったり。姫様と姉だけが行動原理になっている。少しずつ成長しているとはいえ、まだまだこれからやね。ヒロのこの先も、けっこう楽しみ。憧れ混じりとはいえ、懸想しているのも間違いないだろう。いつか姫様を振り向かせることはできるのか!?

最終巻の20巻までまだまだ長いし、少しずつ楽しみに読んでいこう(昔けっこう読んだ記憶もあるんだけれど全然覚えてない!)。

 

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