『おとなのほうかご』1巻感想:ラブコメはハタチになってから。20代的ラブコメ群像劇、ありがとうございました

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作・イチヒ。2016年。

この漫画、というかこの作者さん素敵。西王子くんモリタニヨル!も面白かったけれど、それら2作がどちらかというと男キャラに特徴があったのに対し、こちらは可愛いヒロインとのいちゃラブをカップル的に思う存分ラブコメやっている感じやね。その分ギャグ色はちょっと薄め。

オムニバス、群像劇的。ビールを持った(あざとい持ち方しやがって)可愛らしいヒロインに象徴されるように、主に20代的なラブコメ模様。ラブコメ界隈は10代天下(特にこーいう萌え入ってるのは)だから、それだけでちょっと嬉しいよね。ちょっと変わったいちゃラブカプもの、ありがとうございました。といいつつJKヒロインや何故か小学生もいる 笑。

日常の憂鬱をいっとき忘れて幸せになれるラブコメやね。以下1巻感想。

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20代でもラブコメはいいもんだ

この漫画は群像劇で、いくつかのヒロインを中心としたラブコメ模様が独立して、時々触れ合う程度に交差しながら展開される。それぞれのヒロインを並べていくと、以下のような感じ。

  • 表紙の看板ヒロイン?24歳(後輩の2つ上)天野さん
  • イケメン大学生をうまいこと引っ掛けた、油断ならない犬好き25歳・霧崎さん
  • アフロにつきまとうストーカー24歳・園田さん
  • 天野の後輩新人22歳・水野さん
  • 顔の怖い店長目当てに居酒屋でバイトする17歳・高木さん
  • 恋に恋する11歳・早川

しれっとJKもいるが基本的には20代。ラブコメはやっぱり甘酸っぱくてなんぼだからかそうなのか、どうしても10代天下みたいなところがあるから、ちょっと珍しいね。萌え入ってるとヒロインが低年齢下するから余計に。

でもええやん20代。距離感がいいな。天野さんと先生は、大人同士で、しかもどうやら飲み屋で知り合ったっぽい間柄らしく、互いに丁寧語で、距離を置きながらも、時折さらっと詰め寄ったり離れたり。お酒を交えながらね。

これは10代の時には出来ない関係で。夜に、誰に気兼ねするでもなく、自分のお金で、お酒を飲みながら、気兼ねない友人なのかそれ以上なのか、男女の微妙な距離感を感じながらってのが、いいよな。

しっかし飲み屋で可愛らしい20代半ばの子と、約束しているわけでもないのに毎度こんな感じでお酒が飲めたら、毎日がハッピーやろなぁ。先生ほんと羨ましいわ。

この漫画は群像劇で、表紙の天野さん以外の話は、後輩、教え子、ご近所さんなど微妙に関係をもたせつつも、独立した話。それぞれお相手がいるけれど、やはり「お酒」というファクターは大きくて、天野さんと先生の話が一番20代って感じでよかったな。

輝かしい時

個人的には、20代が一番輝かしいと思うんだ。学校という狭苦しい檻を飛び出て、気持ちはどこか10代のまま、色々なことが初めてで、戸惑ったり挫折したり、とにかく未熟だけれど、自分の力でなんとかしないといけないし、すべては自分の責任。経済的にも社会的にも自立の時。

10代だと、どこまでいっても親の庇護下というのがな。ちょっとやりづらいよね。どんなにシリアスな展開でも、結局は子供の世界の話って感じするし。やたら親が海外赴任して愛息子や愛娘を一人家に置いていたりするのは、そういうことかなと思う。

そんな輝かしい20代ながら、ラブコメらしい甘酸っぱさ、ときめきはそのままに、カップル手前のイチャイチャを楽しめる、うーん素敵。というかモリタニヨルと西王子くんを先に読んでいたから、なんか真っ当にラブコメしていたのがまずびっくり 笑。2巻も楽しみやねー。

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