『…僕の目の前にオニっ娘がいる!』感想:エロいけどラブコメではないかなぁ

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作・葵蜜柑。全2巻。2013-2014年。正式名称「昔々あるところに…ではなくて今、僕の目の前にオニっ娘がいる!」。あまりにも長いうえに省略しづらいので記事タイトルで前半部分を省いてしまったが…。

エロコメだなぁ。鬼っ娘だけど鬼っ娘要素が特に見当たらない。なにげに幼馴染ものである。内容はないよう。

うーん、ラブコメではないかなぁ。以下感想。

エロいんだが……

性的な意味で男を食べちゃう美女なオニっ娘に付け狙われて幸せハッピーな漫画。散々エロい目にあいながら、しっかり本妻枠として巨乳でちょいSのツンデレ幼馴染までいる。

つまりエロコメだなぁ。一応、射精描写はほとんどない(まったくないわけじゃないが…)。エロコメはハッキリと液体まで描いているのも珍しくないからねぇ……。個人的には、そこまでやられるとなんでアダルトでやらないんだろうと思う。単にアダルトでやれる画力じゃないから一般向けしとるだけなんとちゃうやろなーとか、穿った見方をしてしまう。

一般向けでエロコメをするのであれば、明確なR-18作品とは異なるやり方があるわけで、この手の代表作となったToLOVEるなんぞは、寸止めしかしてないのにそれ以上になっているそこらへんのアダルト作品よりもよほどエロスを感じる(それがよいのかどうかはさておき)。エロコメならばそうあってほしいが……。

しかし……そうしてみると、どうだろうな。発情した美人さんに襲われて、あんなことやこんなことをしちゃいます、というのは……やっぱりアダルト向きなんじゃないのかなぁ。それがストーリーの中の一要素として組み込まれているならともかく、ストーリー自体は無いも同然やしなぁ。

一般向けでこの手の話をするとき、実は大事なのはストーリー性じゃないのかと思う。主人公やヒロインが、何かを欲しているのがわかりやすいタイプ。結城リトだって西連寺春菜と付き合いたいという目標を持っていたわけで。そこへいくとこの主人公は完全に巻き込まれ型だし、鬼っ娘のほうも主人公にちょっかいだすのは一時の戯れという感じがするので、ストーリーというほどではない。

幼馴染(暴力系)などもいるけどテンプレ感否めず。うーん……エロコメではあるが、ラブコメではないかなぁ。