『僕はお姫様になれない』1巻感想:すれ違い三角関係は王道なのだが

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作者は徒然チルドレンの若林稔弥。いい感じでB級ラブコメ感満載やね。

ほぼ全編すれ違いネタ。

以下1巻感想。

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勘違いラブコメは王道、だが…

徒然チルドレンの若林稔弥ということで作者買い。徒然チルドレンは砂糖と生クリームを直接口の中にぶち込んで、口内で泡立てられるような感じがしたが、こちらは少し毛色が違う。お伽噺をモチーフにしているとのことだが、お伽噺感がまったくといっていいほど感じられないあたりにB級感大いに漂う。とはいえヤケクソ気味なラブコメについニヤニヤしてしまうのは確かであり、ラブコメ好きならこのB級感を楽しめるはず。

この作者さんはすれ違いを多用する人だなという印象だけれど、この漫画についてはほぼ全編すれ違いで構成されていると言っても過言ではない。それも男女勘違いネタが多い。

ただなー……男女勘違いネタでも、異性を同性と勘違いするタイプは大いにニヤニヤできるのだけれど、その逆パターンってあまりニヤニヤできないんよな。その先にあるのは、破局か同性愛のどちらかだものなぁ。

他のすれ違いパターンにしても、その先に恋愛成就が見えず。徒然チルドレンは、そこまでやるのかってくらいどストレートなイチャイチャが良かっただけに、それを期待するとあかん感じやなぁ。でも、徒然チルドレンでも、三角関係絡みはあるけれど、正直そのへんはけっこう微妙だった。その微妙だったところがこの漫画ではフィーチャーされている感があり、どうも、うーん、うーん。

王子・玲以外のラインはほぼ全滅なのでは?というわけで、それなりにニヤニヤできるものの、思ったほどはニヤニヤできなかった。

基本的に王子と玲が中心であって、その他のキャラは引き立て役、ということなんだろうとは思う。ただその割に、やけに群像劇的に描かれているのも確かで。徒然チルドレンのイメージもあるから、そうするといくつもの失恋が予想されて、どうにもなぁ。

全3巻なので、一気に駆け抜ける感じだと思うけれど、ハッピーエンドであってほしいなぁ。

 

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