『NOT LIVES』9巻感想:今回も天宮はいいボコられっぷり

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脳細胞がほとんど死滅している故か、正直ゲームルールについてはあまり把握していないものの、ボーイ・ミーツ・ガールっぷりが素敵なので楽しみにしているNOT LIVESの9巻読みました。

ヒロインの天宮鏡花は可愛いのにボコられヒロインで、その手のが好きな人にはさぞウケがええやろな。今回もいいボコられっぷりでした。そんでもってけっこうなファザコン娘なんやねこの子。それで結局父親と同じタイプの男の子と一緒になるわけだ。

以下ネタバレ感想。

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本巻でもボコられヒロイン健在

なんのかんのいっても、やっぱりこの漫画はヒロインの天宮鏡花可愛い!がまず第一なんよなぁ。俺はもう最初は本当にそれだけで読んでいたし。だから、主人公の三神がなかなかいい男で、かつ天宮とのロマンスがエエカンジやったのはまったく嬉しい誤算というやつで、特に8巻の「俺、天宮のこと好きなのかな…?」なんてもう悶えたからね。いやまったく、ボーイ・ミーツ・ガールのハイライトは、男が自分の気持ちを自覚するところだと思うんだよ。いやマジで。女じゃなく。男がね。

最終決戦前夜ということもあって、ラブとロマンスが溢れていた8巻と比べると、この9巻は基本バトルで、ラブコメ脳的には前巻に比べるとどうしても落ちる…のだけれど、いやいやそれでもどうしてこうして、バトルもなかなか。一応ゲームという銘打っているからか、その枠組みでけっこう色々やってくれている。

、ルールがフリーダム過ぎるうえに三神の頭が割とチートなので、ゲーム感はやっぱり薄いんだけど、それでもストラトスのアバターが人外、すなわち虫で…とかけっこう感心したしね。そのうえでストラトスにアバターとのシンクロの大切さを説き、その虫になりきれていなかったと喝破する三神くん、天宮とのシンクロに自信あり。こういうのが、ラブコメ脳的には嬉しいんよな。おうおう、さりげなくアピールしてくれやがって、みたいな。

嫁の扱いが雑

でも三神くん嫁の扱い雑よな。

烏丸渡, NOT LIVES, 第9巻
烏丸渡, NOT LIVES, 第9巻

↑は傷つきながら頭から血を流し、しまいに大蛇に全身巻き付かれる天宮鏡花。本巻でもボコられヒロインぶりは健在である。傷と疲労で常にハァハァ言ってる模様。そして嫁がどんな傷を負っても疲れても特に動じない三神くん。必要があれば自分で嫁の腕切り落として「悪い」の一言で済ませる男やからな!天宮は多分きっとM。

そんな感じで本巻でも体を張っているヒロイン天宮だが、ゲーム脳の三神に父親感じちゃってなんか感傷に浸っているのう(戦闘中)↓。

烏丸渡, NOT LIVES, 第9巻
烏丸渡, NOT LIVES, 第9巻

↑だから私はなんなんでしょう。続けて続けて。本巻では天宮の父アスタロトの回想シーンが割と挟まれる。信用してはいけない人といいつつも、その心中は複雑なのだろう。なるほど、つまりファザコンやね!

どちらかというと技術オンリーな脳筋プレイ派の天宮には、技術はもちろんだが本質的に頭脳プレイな父のやり方は色々と理解できないようだが、同じく頭脳プレイでかつ頭のよく回る三神はアスタロトの考えがよく理解できるらしい。で、三神が天宮の頭脳となることで、結果的に父娘の協力プレイが成り立っており、おおうなんだか理想的な家族やんという感じでまた俺の脳が溶ける。

多分次巻が最終巻なんだろう。2016年秋頃発売ということだし、そこですべての謎は解けるようだから、少なくともそれまでは頑張って生きていよう俺。ハッピーエンド期待してるかんね。そして当然戦いの後はお付き合いに…なったらいいなぁ…。

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