『まほろばきっさ』1巻感想

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タイトルと表紙の雰囲気から女子だけ日常本的な印象を受けるので、普段なら買わないところだが、作者・tugenekoということで1巻だけお試し。

以下感想。

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セクシャルなネタ中心だが控えめで落ち着いた作品

メイドさんものであり喫茶もの。ただしいわゆるオタク系のメイド喫茶ではなく、ちょっとお高めの、ブレンドコーヒーが一杯880円くらいしそうなとこ。でもこの店はコーヒー一杯300円くらいで飲めそう。近くにあったら行きたい。

ただ喫茶ネタはそんなになく、雰囲気としては作者のいつもの感じであり、具体的には日常ネタに重きを置いた彼とカレット。という感じ。全体的に、彼とカレット。の角をとってふんわりと包んだような。クールな女子・古賀ことエミリーを主人公格に置いているので、彼とカレット。のような日常の中で繰り広げられる常軌を逸したセクハラとヴァイオレンスはなく、比較的落ち着いた作品になっている。

エミリーに思いを寄せる男子・木村は多少彼とカレット。のイケダ的紳士の萌芽を見せるが、直接的なセクハラ行為をするわけではなく、ちょっとフェチ入っている男子高校生くらいなもの。たいへんマイルド。というか木村は変態ながら普通に友人はいるし、普通に女子・前田と仲よさげな様子がうかがえるリア充ぶりで、楽しく学生しているようでなによりである。とはいえ、上野さんは不器用のように男女の機微に直接関わるネタはないのだが。

というわけで、ネタ自体はセクシャルなものが多いものの、その度合いは控えめで、ギャグもラブコメも他作に比べておとなしめ。正しく日常ものと言えるかもしれないが、個人的にはこの作者のメーター振り切ったパワー溢れるネタが好きなので、正直ちょっと卒読気味に読み終えてしまった。2巻も読むかと言われたら、中古相場次第。「ヒュー」が少なくて寂しい。

一番好きなキャラは、同性限定高飛車クールのマリ先輩かなー。女子校育ちで、お姉様然としながら、異性相手には極度の人見知りってだけ書くと、テンプレキャラのようだが、それがけっこうなナルシスト。女性にモテモテのクールイケメンナルシストキャラをそのままお嬢様にして、かつそこに異性慣れしてないウブウブしさを付け加えた感じ。作者の特徴的な言葉遣い「〜〜ですわなぁ!」も相まって、なかなかいそうでいないキャラだ。

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