『恋愛ラボ』1-5巻感想:やっぱりエノが好きでカプはヤンマキが好き

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作・宮原るり。2008年1巻、2010年5巻。ほぼ番外だった9巻まで読んだ後、長いこと積読状態にしていたのだが、そろそろ終わりそうとかいう話を聞いて、もしそうなら話を思い出しておきたいと思い再読。

この漫画は男子が出てからが面白いので、6巻以降が本番という感じではあるんだが、ほぼ女子でも根がラブコメだからか面白い。今読むと、照れ隠しギャグやるタイプの人なんだなぁと思う。

そういえばエノが好きだったことを思い出した。5巻エノ兄の番外はよかったのぅ。短編は少女漫画ノリ隠さないよね。今回は1-5巻の感想。

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今も昔もエノが好き

忘れていると思っていたが、読み直してみると色々と思い出すもので、そういえばエノが好きだったなぁと思った。そしてやっぱりエノが好き。

本格的にラブコメが始まる前の、序盤の山場はどこだろう?って思うと、それはリコがモテ女でしたって嘘を謝るところではあるんだけれど、個人的には1巻のエノが一番印象に残っていた。

多分あるべき姿は、エノが会長であることだろうと思うんだが、そうならずにマキが会長で有り続けたのは、エノの未熟さであると同時に、マキの未熟さでもある。プライドが高いのはエノだけではないし、マキはあまりに人との接し方を知らなすぎた。同じような状況でありながら、しっかり役割分担できている南中とは違う。

しかし彼女たちはまだ中学生なので、それもまた仕方のないことである。こういう時、生徒会にもなると現実的には"大人"が絡むように思うが、そこは漫画だからなのか、またこの漫画は学園ものには珍しくよさげな教師がいないので、すべて当事者たちだけで解決することに(ってかこの漫画、大人自体がほとんど絡まないという特色がある。学園ものってだいたい、やけに物分りの良すぎる教師(8割方保険医)がいるもんだが)。結果、割と歪な結末だなぁと思うんだけれど、でも彼女たちは満足そうで、正しくはないけれど、その正しくなさが、なによりも青春っぽいなぁなどと思うのであった。そして人間味溢れるエノに愛おしさを覚えるのは仕方がない。ブラコンというあざとさ。

それにしても、シリアス編をシリアスに描いてしまうあたり、こっちが性根なんだろうなーと思わずにはいられない。短編は少女漫画ノリを隠さないし。

カプはヤンマキが好き

エノはブラコンだけど健全な(?)ブラコンなので、しっかり別にお相手ができるんだが、この時点では主にヤンマキ、ナギリコが芽生えてるくらい。どちらかというとナギリコのほうが多いが、個人的にはヤンマキのカップルが一番好きだったりする。

いや、ナギリコはちょっと甘酢っぱ過ぎてこう。ヤンマキも甘いんだけど、お互いに割とガチな悪態つくっていうのが緩衝材になって、思う存分ニヤニヤできるというか。この二人の嫌味の応酬好き。

アニメは揉めたみたいだが

と完全なカプ物漫画なのだけれど、アニメ化の際には何故か百合っぽい売り出され方をして、界隈ではちょっと揉めていたようだ。俺も初めてこの漫画を書店で見た時は、表紙とタイトルで例によって例のアレ系かと思ったくらいだから、それ系が好きな人が何も知らずに期待したのだとすれば、それは理解できるんよな。河合荘があんまり面白かったから、恋愛ラボみそララと続けて読んだけど、河合荘がなかったら読んでなかったろうな。

だが原作読むと、なんでこれを百合だと思うんだよ!って文句言いたくなる完全なカプ物。これをああいう売り出し方したのは……時代ってことなのかなぁ。そういうのが流行って、そういうのにしとけ、みたいな感じあるしなぁ。最近はさすがにちょっと落ち着いてきたと思うけどなぁ。

俺は男女のいちゃラブが最高やけど、カップル物ってアニメじゃあまり売れんのかな。でも君の名は。のヒット見ると、需要がなくなったわけじゃない、というか今なお最大市場だと思うんやけどなー……。6巻から面白くなるのに、結局アニメにならずじまいのようで……。

割と一気読みの勢いで再読中。そういや12巻買ってないな。買わんと。

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