『フルチャージ!! 家電ちゃん』ゴールドポイントで買いたい嫁

こんちき, フルチャージ!! 家電ちゃん, 第2話
こんちき, フルチャージ!! 家電ちゃん, 第2話

↑夢のメカニカル娘(足はキャタピラ)!普段は美少女メイド。どう見ても汎用ヒト型ロボットだけど汎用家電らしい。こんなんあったら1000万出しても買うわ。90年台チックなノリと雰囲気のギャグ漫画。第3話までと未コミックス化の分はWebで読めるようです。

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基本情報

少年ジャンプ+

2016年3月6日現在第1巻まで。作者のこんちきは本作で初見。少年ジャンプ+で連載中の模様。最近はこういうWebで連載して単行本化するのが主流なんだろうか。雑誌は何かとコストがかかるし、その割に読める人も限定されるし、こっちのほうがいいよね。でもどうやって宣伝してるんだろう?ジャンプの広告スペースとかに載せてもらえたりするのがいいんだろうか。

だいたいこんな感じ

汎用ヒト型ロボット…ではなくて家電のアイが主人公ヒロトの元に誤配送される。アイの見た目は美少女メイドロボといったところ。機能的にはポンコツもいいところで正直あまり役に立たないのだが、健気に頑張る姿に妙に愛着がわいてしまい、本来届くはずだった家電を嫉妬で壊されながらも、ヒロトはアイを使い続けることにした。夢の美少女家電との素晴らしい大学生活!アイは主人公にだけ献身的に尽くす見た目は美少女メイド!うーん、オタクの夢やねぇ……。

家電かと言われるとどう見てもロボットなんだが、家電と言い張るところが味噌であるらしい。面白いのが、家電なので嫉妬の対象も家電であるところ。洗濯機などの専用家電に対抗意識がひどく、汎用家電の自分がいれば専用機はいらないとばかりに奮闘する姿が可愛い。というか実力行使に出る↓

こんちき, フルチャージ!! 家電ちゃん, 第1話
こんちき, フルチャージ!! 家電ちゃん, 第1話

欠陥品やないか。でも美少女だから許される。これが見た目キモいオッサンだったら絶対に許されないというかキモいオッサン型を作る人はいないだろうが。とにかく、他の家電に対抗する様は、なかなか可愛いです。

その能力は、家電というより基本的にはまんま人間なんよね。時々ボディを洗濯機に交換とか、荒業やるけどね。それはなかなかおもしろい。でも、基本的にはちょっとダメなお手伝いさんくらいの能力。

それってすごい。っていうかすごすぎる。汎用ヒト型であることを十分に活かした素晴らしい機能を持っている。たとえば風呂掃除は水場ということもあってかいまだこれ!という家電がないので、風呂掃除をしてくれるのは普通にありがたい。あと洗濯物をたたんでくれるのはたいへん素晴らしい機能。最高の洗濯機は、洗った、乾かして、取り込んで、たたんで、タンスにしまってくれる洗濯機だが、人類はまだその領域に達していない。洗って乾かす、まではまだよいのだが、その先は全然である。食器洗いにしても、食器を洗う、すすぐは食洗機にもだいぶできるようになってきたが、油汚れがひどかったりしたらそれでもう食洗機は力不足であるし、また洗って乾かしたあと、食器を元の位置に戻すという一大作業、これをやってくれる家電はいまのところない。そもそも食洗機にレイアウトを考慮しながら食器を入れる作業自体がけっこう面倒臭い。障害物に強い自走掃除機もない。ルンバ持ってるけど、ルンバを活躍させようと思ったら、ルンバが活躍できるように部屋を片付けないといけない(でもルンバ可愛いから頑張っちゃう)。

多分このあたりのことは、最後まで機械化の壁になる作業のはず。コンピュータが仕事を奪う、なんて話も最近はよくあるけれど、肉体を使った単純作業ほど意外とコンピュータには難しい。しかしアイは認知能力を持ち、かつ人間と同じように行動できるので、その壁を楽々超えてしまっている。

以上より、作中では役立たず扱いされているけれど、実際にはどう考えても素晴らしすぎる夢の家電。っていうかどう見ても完全なロボットです。あまり突っ込むのも野暮なんだが。

そうは言っても、他の家電に嫉妬して破壊行動に出たり、やけに電源コードが短くバッテリーももたない、あと基本的にうるさいなど、いくつかの致命的欠陥は抱えている。なおせよ。と思うが、開発者はそのへんわざと欠点つくって人に愛されるようにしているような節があり、なんだか人間関係について考えされる。

電源コードの短さについては、もう電源ドラムもって歩いてくれよというヒロトの提案を「電源コードの抜き差しの手間程度の愛情は欲しい」と拒否。電源供給を愛情表現と考えているらしく、ヒロト以外からの電源供給を頑なに拒んだりする姿が可愛い。供給されるんだけど。家電だし。なお、アイのバッテリーはおっぱいらしく、より大きなおっぱいにすればバッテリーも増量されるらしいんだが、これなにげに天才の発想だと思った

でも夜のお供の機能はないらしい。せっかく美少女型なのにね。直接的に色っぽい話はあまりない…が、知識はあるらしい。といっても、家電を自称しまた人様の役に立つことを至上命題としているアイとヒロトでは、ラブコメ的にはあまり奥までいかないだろうし、いかなくていいし。とはいえ、じゃあこのロボットが少年ロボットだったら(それはそれで可愛いなぁ)、本作の方向性は随分と変わるであろう。恋愛までいかなくても、男の主人公と美少女ロボ…じゃなくて汎用ヒト型家電というのはやはり重要な要素で、そこにはなにかしらラブコメ的なものを感じないわけにはいかないのだ。

ヒロトには是非ルンバを購入していただきたい。ついでに世話焼きで家事上手な彼女を作ったりしていただきたい。アイがどう対応するのか、とても楽しそう。「アイのほうが彼女より役に立ちます!」といってぶん殴られる姿が見たいね。

ところで全然関係ないけれど、これは二次元ファンタジーなので、美少女型でよいと思うのだけれど、もし自分が実際にこういうお手伝いロボ的なものを作るとすれば、美少女型じゃなくて少年型にするだろうなぁと思う。

総評

うちにも誤配送してくれないかなぁ。

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