『朝日奈ひなたは瀬賀くんが好き』1巻感想:本当に何も起きない日常系カプもの

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作・ぬっく。2016年1巻。2017年に2巻が出ており、既に完結しているが、この記事では1巻のみ。

いちゃラブ特化型。女の方は表紙のまんまとして、男の方もまんざらではないので、付き合ってないけど実質付き合ってる感しかない系。山なしオチなし。ギャグにもなってないくらいの、毒気ゼロのぬるいギャグ。あっちこっちとか好きな人向けだろうか。

どんな物語でも毒は必要だろうと思う俺としては、ちょっとつらいところもありつつ、1巻感想。

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むっちゃ平和

いちゃラブ系。看板に偽りなし。朝日奈ひなたが瀬賀くんめっちゃ好き。それだけ。

瀬賀くんもまんざらでもなさげだし、なんで付き合ってないの?っていうくらいの距離感。付き合っている、というほどの距離感ではにが。付き合う前の、これ両思いだよね?ね?の一番楽しいところであることが重要なんだろう。付き合っていないことで、付き合う、という明確な目標ができるしな。

非常に、非常に、平和な日常。ひなたが瀬賀くんとても好き。毎話それで始まりそれで終わる。「猫カフェ行きたい」「行こうか」これで終わる感じ。緊張感のあるイベントとか起きないし起こさない。山なしオチなし。多分、それが特色なんだろうと思う。

うーん……こんなブログをやっているくらいだから、俺自身はカプもの大好きなんだけれど、どちらかといえば夫婦漫才系が好みで、この手のやつはちょっとな。さすがに、もう少し毒が欲しいというか。なんぼなんでもぬるすぎる。

ただイチャイチャするだけの作品といえばかがみふみを作品とかもあるけれど、アレはアレで、産後セックスレスとか身長コンプレックスとか、けっこう課題を抱えたカップルの話が多く、そういうところがストーリーになっている。この漫画はそういうストーリー性もない。

いや、多分、狙って排除しているのだろうとは思う。本当に何も起きないのがいいところなんだろう。緊張感とかいらない、毒とか微量でも入ったら死ぬんでよろしくみたいな、そういう層向けなんだろうか。本当に疲れたらこれくらいぬるいほうがいい、のかもしれない。

「あっちこっち」とか好きな人ならこれもいける?と思ったが、あの漫画はこの漫画よりもヒロインがだいぶストレートにあざといので、単にヒロイン目当てで読んでいる人も多そうだ(ってか2017年、まだ連載していることを知り驚く)。この漫画のひなたは眼鏡っ娘ではあるものの、割とおぼこいし、カプものとしての純度はこちらのほうが上の気がする。

まぁ俺も昔はかがみふみを読めなかったし、そのうちこういう漫画読む日が来るのかもしれんが、当面はいいかなぁ。2巻完結なので、気が向いた時に、中古が値崩れしてたら、って感じかしら……。

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