『彼女の鍵を開ける方法』9巻(最終巻)感想:最後まで早嶺ちゃん可愛い!漫画

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読んだのはけっこう前だが、なんとなくコメントしづらかったので。最初から最後まで、徹頭徹尾、早嶺ちゃん可愛い!漫画であった。

鍵は閉まっていたか?

この漫画は一言早嶺ちゃん可愛い!に尽きる。そんな可愛い早嶺と、ひとつ屋根の下で暮らすことができるようになったラッキーボーイを主人公にして、なぜかちょっとハーレムチックな展開になったりしつつ、ちょいエロでストーリーらしいストーリーもなくドタバタとラブコメるゆるい話。最初から最後まで、ブレなかったなぁ。

早嶺の心の鍵を開けてやろう(性的な意味で)ということで、最後それなりに開けることが出来たかな?という感じで終わるものの、正直最初からガバガバのゆるゆるだったんじゃないかと思えてならない。

広瀬にあれだけラッキースケベされながら、嫌われることなくむしろツンデレとはいえ好意的に接している時点で、心の鍵全開だったと思うのは俺だけではなかろう。

、この漫画でタイトルの意味についてあれこれと考えてもしゃあない。それよりエロだ、エロスだ、ラブコメだ。

最後まで可愛くてエロい

とにかく早嶺さえ可愛ければいいし、広瀬は可愛い早嶺の可愛さを引き出し続ければそれでいい。正直この二人でカップル萌えするかいな?と言われるとそれはちょっと微妙なのだけれど、少なくとも嫌な主人公ではないからそれでいい。

最初からそう。ずっとそうだった。そして最後までそうだった。頭を空っぽにして、早嶺可愛い早嶺エロい、ただそれだけを楽しむのがよい楽しみ方だろうと思う。

と言いつつも、サブヒロインも充実してはいた。早嶺が割とロリ体型だからか、眼鏡巨乳委員長などというお約束や、早嶺に胸だけ付け足したアイドルやらもいたわけだが、一応最後、広瀬はちゃんと早嶺を選ぶ。というか、それ以外のヒロインを選ぶことは考えられなかったので、これについては予定調和というか。サブヒロインに当て馬あてがわれなかっただけ、妄想の余地はある、のか?個人的には、早嶺以外はいいかなって。

各ヒロインは割と全方位エロスなところがあって、主人公以外にもエロスの恩恵がガンガン授かれていたのが、この手の漫画としては珍しかったな。フリーセックス的ではあるが、本作の全体的な明るさに寄与していたと思う。

柔らかそうな女の子を、みんなで楽しむ、コダワリのないエロコメとしてよかったんじゃなかろうか。

ところで最後の最後、著者の後書きで、この漫画の略称がカノカギであることを知った。そう呼ばれていたのか…。

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