『変女』4巻感想:加速するラブコメ

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ある意味で理想的な女子高生甘栗千子とかいう色々ギリギリなヒロインの漫画、変女4巻出ました。電子書籍化まで若干ラグがあるうえに、画質がよくないというおまけ付きで、ヤングアニマルさんもうちょっとお願いしますとか思いつつ、以下大いにネタバレ。

いいからさっさとキスしろや

本作はなんといってもヒロイン千子の魅力がほとんどすべてではあり、チ○コだの勃起だのと連呼する制服女子高生がいたら最高だよねという、ややニッチな需要を満たしてくれる。それだけならまだしもありがちそうだが、千子がエロ可愛いというだけでなく、けっこうちゃんとラブコメしているのが、この界隈で逆に珍しいのではなかろうか。

特に3巻終わり、高村に「俺以外の男とイチャつくな(意訳)」と言われて、まんざらでもない様子で他の男からの誘いを断るところなんぞ、非常に王道的でありながら、千子のキャラが変態チックなので、ギャップでたいへん素晴らしい。変態の純愛ほどニヤニヤできるもんはない

そこからの続きということで、さぞ進展するに違いないと期待しながら読んだ。で、確かにそこそこ進展してはいるんだが……キスしねぇのかよ。小学生のガキじゃなくても落胆だよ。それともキスはもっといいシチュエーションのためにとっといてくれているのか?

、この作者は他作品の「SE」や「こみっく☆すたじお」でも主人公とヒロインにはやることやらせて、こみっく☆すたじおに至っては妊娠までさせているので、最終的に期待を裏切らないとは思うが……そろそろキスくらいあると思っていたよ。ちょい残念。

流河は当て馬かい?

そうは言っても、進展自体は確かにしている。年末、高村が実家に帰らず千子と一緒にいることを選んだのはそういうことだろう?というか勃起したアレを女子高生の尻に押し付けて抱きしめるってどーよ。で、この時千子はちょっと引き気味に受け入れるんだが、これはある種照れが混じるようになったのだろうか?以前無人島で高村に後ろからなんか押し付けられつつ胸揉まれた時はしれっとしていたのに。照れは好感度上昇の証だろうか。それともただのキャラブレだろうか。悩んだら、素敵な方で考える。というわけで好感度上昇説を推す。

で、これは高村の千子に対する明確な好意のみならず、流河よりも千子を選んだということでもある。流河は明らかに高村を異性として意識しているが、高村は流河を本当に妹のような存在として見ているので、ラブコメ的にはライバルヒロインですらなく、千子からちょっとした妬心のようなものを引き出すための当て馬っぽい。、高村は主人公としてはオナ兄さんということ以外は、無個性型に入るので、ここはブレずに千子一筋でいってもらいたい。無個性型ラブコメ主人公の華はヒロインのすべてを受け入れるところだと思うので。

とはいえ、高村的にはいつもの変態モードより、生理で不安定になったおしとやかモードの千子が、本来的には好みのタイプであるらしい。ま、それはそれでいい。好みのタイプは別でありながら、それでもなおヒロインが好き、というほうが、なんというか、いいな。

そんなこんなで、キスなど直接的な進展はなかったものの、着実に接近している二人にニヤニヤは出来る。次巻以降ラブコメはより加速することが予想され、大いに期待したいところ。流河はちょっと可哀想だけど、流河ならその気になればいくらでも男作れるさ。サークルの姫になれたしな!w

ところで竹馬教えてもらっていた小学生のガキのうち何人かは、千子によって性を目覚めさせられていると思う。

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