『葉月カノンは甘くない』1巻感想:こういうんが萌え4コマよな

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作・コバシコ。全3巻。

不良と思われているが性根は優しいツンデレ美少女葉月カノンを主役に据えたラブコメ。常に飴をくわえており、飴を離すと人格が変わる。いわゆるブランケット症候群か。相手役の男も割と面白い。

ザッツ萌え4コマって感じ。萌え4コマはこういう感じであってほしいもんだね。

以下1巻感想。

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ツンデレ

不良と思われ避けられているが、実はツンデレ美少女であることをカメラ小僧(という言い方は今でもするのだろうか)・玉木が発見し、つきまとう話。ということで、主人公たる葉月カノンのツンデレぶりをひたすら描くことに主眼が置かれている。ツンデレ娘が一番可愛い瞬間を描くのにラブは欠かせないということか、玉木ともいい感じでラブコメする。

玉木の幼馴染・木方なども出てくる。最初はちょっと玉木とそれっぽいような描写もあった気がするが、だんだん玉木と一緒に葉月カノンファンクラブの状態に。もし玉木にそれっぽい感情があったとしたら、この漫画の場合葉月・玉木のラインで確定であることは間違いないので、始まる前から負けている敗北系幼馴染がまた一人という感じになってしまうしな。

ということで、気兼ねなく葉月カノンのツンデレっぷりを愛でるがいいという感じ。そしてラブコメしているときが一番可愛いので、ちゃんと相手役についても描写しなくては……という感じなのかどうか知らないが、本巻で一番印象に残ったのは、玉木のビデオカメラへの愛情であったりする。

ことデジタル製品については、「毎年買い替えてオクで売るのがコスパ最高」とかいい出す奴もいる中で、玉木のように一つのアイテムを使い続けている様を見るとほっとする。アンディなんて名前までつけてさ。

だからそのアンディを壊してしまって、罪悪感とお詫びの気持ちで、一緒に買いに行く回は、よかったな。それも、玉木のカメラに対する扱いについて、「女性のように大事に扱えって言っていたので…その延長で」なんて言っているが、それはそのままカノンにも適用されようし、さらっとラブコメに繋げてきなさった。この回が一番カップルしていた。

また、この葉月と一緒に買った新しいカメラで、今後は葉月を取ることを、本人からも了承が得られる。それは信頼の証でもある。色々な要素が短いページに詰め込まれた、4コマ形式の密度の濃さが存分に発揮されており、読み返すたびに発見のある回でもあった。

取り立てて言うべきことはないのであるが、全体的な日常感の中で、あざとくもやりすぎない程度にラブコメをぶち込みつつ、少ないながらも個性豊かなキャラクター一人一人とその絡みを大切にする、うん萌え4コマはこういう感じだよなというような、そんな作品である。

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