『死神様と4人の彼女』修羅場上等

巣山真, CHun, 死神様と4人の彼女, 第1巻
巣山真, CHun, 死神様と4人の彼女, 第1巻

↑こういう状況ときめきますか?少女漫画大好き純愛厨が大嫌いなハーレムを築いた…と言っているがハーレムじゃなくてただの四股。どちらかというと修羅場好き向け。

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基本情報

死神様と4人の彼女 - 連載作品 - ガンガンJOKER -SQUARE ENIX-

死神様と4人の彼女 - Wikipedia

全3巻。作者は原作巣山真、作画がCHuN。多分打ち切り。最後の畳み方が半端ない。ヒロインが多い割に関係もあまり掘り下げられていないし。うーん、なんというか、設定はけっこう面白いと思うんだが…うーん…。

だいたいこんな感じ

非リアは殺されるという恐ろしい世界観。じゃあなに逆説的にこの世界で生きてる人たちってみんなリア充なん?こわっ。そんな世界で、少女漫画的恋愛に憧れるダメダメな男子中学生、水無口薫が明日までにリア充にならないと殺すからね、と美少女な死神に脅され、命がかかったもんだから勇気を出して学園のかわいいどころ4人にラブレターを出したらなんと全員からOKもらっちゃったよーやべーよどうしよう、という話。死神様も加えて、ヒロイン5人という贅沢な構成でございます。っていうか中学生の胸じゃねぇよ

ところが主人公の薫は少女漫画的な恋愛に憧れる男で、ハーレム、ダメゼッタイという思想の持ち主。当ブログは少女漫画的恋愛は支持するものの、ハーレムもやぶさかではない、という立場なので共感できそうで共感できない。というか俺は結局広いラブコメ好きなのよね。なんだかんだあって、恋愛要素の中でも今はボーイ・ミーツ・ガールが最高だなと思うようになったけれど、ハーレムも相当好きだったもんよ。

ただ、この漫画の状況はハーレムっていうよりただの四股。作中ではハーレムみたい言われてるけど(下図)、ハーレムじゃない。

巣山真, CHuN, 死神様と4人の彼女, 第1巻
巣山真, CHuN, 死神様と4人の彼女, 第1巻

ハーレム王と浮気野郎は違うんよ。この主人公は後者。ハッキリ言って相当にクズい。いや、それが悪いって言ってるんじゃないよ。ただ違うってだけ。主人公も悪い子じゃないとは思う…状況が状況だしね。でも、じゃあ魅力感じるかっていうとそれはうん。魅力的かどうかは、正しいかどうかとは全然別なんだけどね。悪い奴でも、最低な奴でも、それが不思議と魅力っていうキャラは多いもんだが(むしろそういうところが魅力になるのが人間だと思うが)、この子はうーん。

一応ハーレムタグをつけているのは、なんだか最終的にはそんな感じになるからなんだが、物語的にはハーレム好きより修羅場好きに薦められる。↓な感じにときめく人向け。

巣山真, CHuN, 死神様と4人の彼女, 第3巻
巣山真, CHuN, 死神様と4人の彼女, 第3巻

特に個人的に面白いなーと思ったのは、ヒロインの中にヤンデレ娘がいるところ。ヤンデレ属性は基本的に混ぜるな危険で、あのToLOVEるにもヤンデレ娘はいない(せいぜい傾向がある程度)。ヤンデレ娘からの浮気現場現場の追求とかゾクゾクするよね↓。

ハーレムに絶対いれてはいけない属性ヤンデレ 巣山真, CHuN, 死神様と4人の彼女, 第2巻
ハーレムに絶対いれてはいけない属性ヤンデレ
巣山真, CHuN, 死神様と4人の彼女, 第2巻

面白いところもあるんだ。いかにして4人の彼女を鉢合わせさせずに、ダブルブッキングどころかトリプルブッキング、いやフォーブッキングなデートという難題をいかにして乗り越えるか、いかにして彼女同士の対面を、恋人関係を悟らせずにクリアするか、といったようなものが本作の見どころ。ただ、各ヒロインとの関係を深める前に終わっちゃうんだよねぇ。

ドSだったりむっつりだったりヤンデレだったり、ヒロイン4人はそれなりに癖もあって可愛いんだけどなぁ。主人公がなぁ。どうもイマイチ煮え切らんというかスッキリしないのは、状況が状況だから仕方ないといえばそうなんだけど、そこをなんとかするのが主人公の役目だろう!とも思うわけで。ハーレム系にも言えるけど、複数ヒロイン上等、っていう作品は、システムの中心にいる主人公が肝だと思うんだけど……ああもう、うん、これは正直主人公の頑張りが足りねぇ!最低なら最低で突き抜けてくれぇ!

総評

少なくとも女の子は可愛いし修羅場シーンはゾクゾクするところもある!それだけになんかもったいない。カップリング好き的には色々と考えさせられることも。

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