今更ながらアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』を見たのだけれどルルーシュとC.C.は最高すぎて死ねるな

最近Amazonプライムにコードギアスが入ってきたようで、是非見なさいという姉の指令(?)により、今更ながら視聴した。コードギアスといえば10年くらい前に流行ったアニメなのだけれど、俺はあまりアニメは見ないのでいまだにノーマークだった。

あまり気乗りしないなーと思いつつ、有名作であるし、ちょっと見てみるかという気持ちだったのだが、これが存外面白く、そういえばちょうどデスノートの後くらいじゃないかなどと思ったりしつつ、そしてデスノートよろしく最後のほうは話が大きくなりすぎて微妙な気持ちは個人的にあったりしつつ、主人公・ルルーシュとメインヒロイン(やろ!?)C.C.の関係が最高だったのでなんだかもういいや。ルルC最高やな。

以下ネタバレつつグダグダと語る。

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ルルーシュとスザク

基本的には、ルルーシュがいかに生きて、いかに死ぬのかという話だったと思っている。ダークヒーローは死んで完成する(その完成形が財前教授だ)。その意味で、経緯はちょっとばかりアレだったものの、最後がきれいだったので、満足。ルルーシュとスザクで締めたのがいいな。

このアニメは正義、愛、友情、真実、戦争、平和、国家、民族、多くのビッグテーマがぶち込まれていたけれど、それらが最後、ルルーシュとスザクの対立に収斂するというわかりやすく具体的な軸があったのがわかりやすくてよかった。

ただ、二期になるとやけに話がでかくなり、話が宙ぶらりんというか、観念的・抽象的過ぎて地に足ついてないというか。全体的にいかにも頭の中で考えた話という感が拭えない。僕の正義論のぶつけ合いとかただただ不毛やで。特に精神世界に突入!は勘弁してほしかった。ロロの最期は涙腺緩んだけれど、それもルルーシュとロロの複雑な兄弟関係という地に足付いたドラマだったからこそだしな。

それでも最後の最後を、ちゃんとルルーシュとスザクで締めたので、二人のそれまでの関係が、物語をなんとか着地させた。超展開とかその後のこととかはどうでもいい。ただ紆余曲折経て、どうしようもないほど残酷な形で、二人は最後再び分かり合い、同じ道を歩んだ。それが綺麗だからいい。終わりよければすべてよし!ほんとデスノートみたいにならなくてよかった。

ってなわけなので、面白かったんだけれど、2期についてはちょいと微妙。ちょっと調べたところだと、世間的には大方そんな感じなんだろうか。ただよく言われる「空飛びすぎ」とかは特に気にならんかった。俺がロボットバトルに特に興味がないからであろう。尺が短すぎという意見もあるが、多分問題は風呂敷を広げすぎて焦点がぼやけたことなので、尺が長いとより混乱したんじゃなかろうか。

個人的には、ルルーシュとスザクの対立構造を軸に、大仰なテーマは控えめにして、一期くらいの世界規模で話を決着させてほしかったと思う。でもそうしたらここまで人気にはならなかったのかなぁ。でも、世界はどうあるべきかなんて話は嫌やなぁ……。

ルルーシュとC.C.

ルルーシュとスザクがこの話の中心であるには違いないけれど、もう一つの軸はルルーシュとC.C.の関係だ。この二組の関係がコードギアスのストーリーの両輪となっている。ルルーシュとスザクは友情をベースにした愛憎混じりの対立関係だったけれど、ルルーシュとC.C.は……最高やな。ボーイ・ミーツ・ガールの真骨頂。

最初は互いを利用するだけの間柄だった二人が、その性根を理解し、共犯という言葉を照れ隠しにして、さりげなくいちゃいちゃしているのがとてもよかった。特に2期に入ると最初から最後までずっとイチャイチャイチャイチャもうずっとそうしてろよ。

二人は目的があって一緒に行動しているので、そういうわけにもいかないのだが。割と最後のほうまで「共犯」を言い訳にしないと、二人とも素直になれない感じだったしな。むしろ最後の最後、ルルーシュが死んでようやく二人は落ち着けたのかもしれない。このアニメは、C.C.が最後にルルーシュに語りかけて終わるわけだが、これが独り言なのか、それともCの世界に向けて言っているのか、解釈が分かれるらしいようだけれど、後者のほうが夢があっていいなと思う。というかそうあってほしい。

それにしても俺はてっきり一番人気のヒロインはカレンかと思いきや、ちょっと見たら叩かれまくっててびっくりやねんけど、やっぱ最後ルルーシュに敵対的な行動をしたのがアレだったんだろうか。最後の最後までルルーシュのことを想っていた一人なのになぁ。ええ子やん。そりゃ行動だけみたら、結果的には袂を分かったと言えるかもしれないけどさ。

でもそれは、ルルーシュがカレンを受け入れなかったからじゃないか。カレンは割と愛に生きるところがあるから、もしルルーシュがカレンに告白していたら、カレンは世界を敵に回してもルルーシュに傍にいようとしたと思う。だがそれをよしとしなかったのはルルーシュ自身だ。

ま、ルルーシュは、破滅するのは自分だけでいいという気持ちだったのだろうから、それも当然。カレンのことを憎からず思う気持ちもあっただろうが。

つまり、ルルーシュが唯一例外的に受け入れられたのがC.C.なんだな。ギアスを与えたのがC.C.というのがきっかけにしても、最後までずっといたのは、C.C.のことを愛したからだろう。また、一度は自分の願いである死に近づいたC.C.がなお生きてルルーシュと共にあろうとしたのは、C.C.もまたルルーシュのことを想ったからに違いない。

結果、最初から最後まで、ずっとルルーシュの傍にいたのはC.C.だけ。ルルーシュが最後まで己を突き通すことができたのも、C.C.という支えがあったからだろう。C.C.が死なずに「生きる」ことができたのもルルーシュの存在があればこそだろう。うーん、いい。終わってみると、この二人の組み合わせ以外考えられんほどにドハマリしている。

ところでC.C.は最初の頃の「パジャマで生活してるの?」っていう野暮ったい服ずっと着てるのが好きだったんだが、二期になってやたら可愛い服着るようになったのが個人的ににはちょっと残念だ。記憶喪失時はへそ出してるだけの女になってしまいとても悲しかった(アレはアレで人気あるようだが)。

グダグダとまとまらない感想を残してしまったが、つい何かを書かずにはいられない余韻を残すアニメであった。ルルーシュとC.C.だけでも、見てよかった。ちょうどコミカライズの電子版が半額セールしていたので、つい買ってしまったよ。暇を見つけ読もう。

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