『ちこたん、こわれる』2,3巻感想:節操のないカオスなギャグ漫画ラブありくらいの感じだ

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おおぅ、こういう方向性か……。1巻感想で「まだ方向性を掴みかねている」と書いたけど、うむ。これは基本ナンセンスギャグやのぅ…。ラブコメ要素もあるんだが。ただリョナはいいとして、百合要素もやけにある。作者さん元はそっちの畑の人っぽい感じなんだろうかとも思ったが、ただ単にエロい人なのかもしれない。そんな感じ。

以下感想。

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節操なくエロい

1巻時点では、B級SF的な世界観をベースにしつつ王道のボーイ・ミーツ・ガールで「いいじゃないか」と思ったし、2巻でいつの間にやらお互いに名前呼びになっているのも「ほお」と思ったんだけれど、3巻まで読んでから振り返ると、むしろそれは途中経過を省いただけに思える。ボーイ・ミーツ・ガールとしては雑だが……その雑さ、大味さ、適当なこだわりのなさが、この作品の持ち味でもある。

ナンセンスギャグっすなぁ。世界観もSFとかじゃなくもっとゲーム的で、ただカオスな感じ。桜坂がクズ女教師こなっちゃんを追い詰めた時とか笑った。

桜坂「僕の耳をなめないでください 声だけじゃないんです

レース前に学校の壁の向こう側から車のアイドリングする音を聴きました

僕は一度聞いた音を二度と忘れない!」

この即興で付け足した感。コナンかと思ったら「今度は名探偵気取り?」なんてこなっちゃん言う。ちょっとしたパロディ。

このどこまで真面目なんだよって感じはまさにナンセンスギャグ。1巻でもその感じはあったのだけれど、正直こっちの方向よりもっとラブコメを期待していたのだが、しゃあない。

ただ百合分がやけに強い。それが個人的にはちょっと。もしかして作者さんは元々そっちの畑の人なのかとも思ったけれど、主人公・桜坂はけっこういいキャラしているし、ちこたんとの関係、また猫屋敷を絡めた三角関係は揺るぎないベースになっているし、単にエロくて節操がないお人なのかもしれぬ。そんな感じする。ちょっと気になったので、前作のイモリもちょっと読んでみようかとさっき古本注文した。

見どころはリョナ

色々あるけれど、本作最大の見どころはリョナだろう。腕をちぎられそうになって苦悶に表情を歪めるちこたんに、血しぶきをあげて上半身と下半身がバラバラになるちこたんにときめく。桜坂守れてないぞ!ちこたんバラバラ血しぶき泣き顔可愛い

でもキャラ単体ではクズ女教師こなっちゃんが好き。

うーむ……面白いと思うところはあるんだけれど、ひどくとっ散らかっていて、人に勧められるかと言われると、うーむ。前作を注文した程度には気になる作風ではある。ま、ちこたん可愛いしね。桜坂とちこたんのラブコメさえブレなければと思う。

正直、まだラブコメとして化けることを期待している俺もいる。舞台はある。設定もある。猫屋敷は実質的な宣戦布告をちこたんにした。桜坂の気持ちはちこたんにあることはまず間違いないのだが、ちこたんは特殊な環境っぽいし、4,5巻でどうなるか。評価はまだまだ保留だす。期待はしているのです。

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