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栗井茶, +チック姉さん 18, 2021

表紙山田やん。山田絡みの女だと辰姫は頭おかしいけど唯一の善性だから案外正妻ポジなのだろうか。佐々木どころか牧野にも力負けしそうだが……。

ところで本作は俺的に今一番のラブコメかもしれない。元々本作のラブコメ度は案外高い。ラブコメ指数が突破した豚関連はスピンオフ化したくらいだ。というか実はカップル乱造系だし。一時期はマンネリ化してうーんという時もあったが、今はいいね。

俺にとってラブコメのラブは人間同士の力の勾配を表現したいち形態なんだけれど、本作の最近の話は俺のそういう見方に符号するところがある。読んでいてとても楽しかった。

この漫画はキャラ同士が有機的に絡み合い、化学反応を起こす様もとても楽しい。あと美人の裸がちゃんと本当にギャグになってきたってのが、すごいな、と。以下17-18巻感想。

……姉さんが一番可愛いんだが……?

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栗井茶, メメメメメメメメメメンヘラぁ… 2, 2020

牧野さんの表紙は佐々木さんと違って色合いは綺麗だな。見た瞬間狂気の佐々木さんとはまた心象風景がちょっと違うのか。どっちがいいのかはわからないけれど。

オススメされたメモでも2巻出てるよ?と言われつつ、積ん読状態だった+チック姉さんの豚&佐々木&牧野さんが織りなす狂気のラブコメスピンオフ。メンヘラというかもはやサイコパスみがある。物理に訴えてくるのが普通に怖い。

佐々木さんにせよ牧野さんにせよ、日本のラブコメ界隈においてはまったくいないキャラではないと思う。殺傷力のあるヤンデレも狂気のメンヘラも、けっこういる。

しかし、山田は中々いないね。この漫画の最大の特徴は、暴力に訴えかけることも珍しくない、殺傷系自己中妄想型ダブルヒロインを、いろいろなものを失いながらなんとかかんとかさばいている、豚こと山田の謎のカッコよさであろう。

以下2巻感想。

... "『メメメメメメメメメメンヘラぁ…』2巻感想:ダブルサイコヒロインが見せる修羅場はだいたい物理" を続けて読む

栗井茶, +チック姉さん 16, 2020

表紙を見てわかるとおり美少女漫画なんだけれど、総合的に見て本作一番の美少女は定規ちゃんかもしれんね。性格も踏まえて。定規ちゃん元男ってこと以外完璧だし。

まぁ国木も考えてみると、実はこの世界では善玉なのかもしれない。今回は割とサイコ多めだが、吐き気を催す邪悪の中で、国木はなんだかんだで聖属性だと思うよ。今回の描写からいくに、どうも一線超えたりはしていないみたいだ。そこらへんわきまえているのも、姉さんに気に入られているとこなんかねぇ。この世界は聖属性にも闇属性にも強キャラいるけれど、闇属性のほうがやっぱちょっと比率高めだからなぁ。

姉さんもたいへんだ。以下16巻感想。

... "『+チック姉さん』16巻感想:サイコパスのバトルロワイヤル" を続けて読む

栗井茶, +チック姉さん 15, 2020

なんというか、この漫画も随分落ち着いてきた巻がある。といってもほんの少し前はサイコパス風味が振り切れていたから、今は凪なのかもしれない。

本巻はギャグもラブコメも薄く、見どころといえば鈴木に交際ごっこと言われてムスッとした姉さんくらいだ。いやほんとに。っていうか付き合っていることも忘れてて前の話読み直したわ。

や、真面目な話、ほんとに姉さんがムスッとするラブコメディが本巻のハイライトだよ。いいのか悪いか。以下15巻感想。

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栗井茶, +チック姉さん 14, 2019

表紙誰かと思ったら定規ちゃん。まさかの女体化。いいキャラしていた。

サイコ具合がシャレにならないレベルまで上がってきたなーと感じた前巻までだったが、今回は比較的大人しめ。バランスを取っているんだろうか?美しい人とか特にやばめなのがあまり出てこなかったからか(まったく出てこないとは言わない…ぞっとする話もあるよ)。といってもこの作品基準の話なので、たいがいネジぶっ飛んでいる感じなのはそう。

佐々木さんが出てこなかったのは残念だが、豚は相変わらず変な女に付きまとわれている。でも性根はいい人だから他の攻撃性の高いメンヘラ女たちよりよいかもしれない。

それにしても国木は本当に面白いな。以下14巻感想。

... "『+チック姉さん』14巻感想:萌えて笑えてぞっとする" を続けて読む

栗井茶, +チック姉さん 13, 2019

長いこと新刊見逃していた。だってAmazonが全然レコメンドしてくれないから……。ヒナまつりはレコメンドしてくれるのに。

さて、久々に新刊読んだわけだが、加速度的にラブコメ度が上がっていて驚くと同時に、サイコ感も上がっており、っていうか一線超えたなぁという感じもする。人によってはトラウマ刺激されて読めない人もいるかもしれない。

この狂った世界でも佐々木さんと山田は元気そうでなにより。佐々木と山田は別記事でまた触れます。今回は12-13巻の全体的な感想を。

... "『+チック姉さん』12-13巻感想:今日も元気にサイコなラブコメ" を続けて読む

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作・栗井茶。2017年11巻。

ギャグはキレてる。9番は割と最高だと思う。そしてサービスシーンが多い…いや、それは昔から多くて、女(しかも可愛い)の裸で笑いを取れる稀有な特徴をもった萌え系ギャグ漫画ではあった。ただ今の絵は綺麗過ぎて、ギャグ分が薄まりただのサービスシーンのようにも見える。

豚と佐々木はスピンオフで本編からは消えたが、しれっと牧野が出てきたので、豚と佐々木目当ての人もOK。やっぱり本編のキャラとも絡んでほしいよね。

まぁでも基本的にはいないので、ラブコメ枠なくなっちゃったなーとか思ってたら、今度は姫川と東が!……って、え?マジで?いや、この二人って……ただのお似合いでは?いや……え?

若干戸惑いつつ以下11感想。

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作・栗井茶。おかっぱの絶妙なウザさがキラリと光る+チック姉さん10巻。

本作の中でもひときわ輝く豚と佐々木の話はスピンオフされ、その影響か、10巻では豚と佐々木の話はなし。あれは相当面白かったけれど、あまりに強烈過ぎて他の人たちの出番食っていた感もあったので、妥当かもしれない。豚と佐々木は「『メメメメメメメメメメンヘラぁ…』1巻感想:メンヘラ地獄!ラブコメの表紙とは思えない色合い」で。

で、代わりに目立ったのがおかっぱ。というか今回はおかっぱ巻。まきまきのときは、まきまきの性根の可愛さがよくわかったが、おかっぱの場合はその性根の鬱陶しさがよくわかるのであった。

萌えギャグの極致であるなぁ。以下感想。

... "『+チック姉さん』10巻感想:おかっぱのウザさ煌めく" を続けて読む

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作・栗井茶。+チック姉さんからのスピンオフ。この二人だけで作品作れるなとは思っていたが、ほんとになってしまった。これだけでも読めるけど、多分だいたいの読者は+チック姉さん経由だろう。

この二人については、当サイトでは「『+チック姉さん』ブタと佐々木を語りたい」「『+チック姉さん』9巻感想:佐々木さんのメンヘラがとどまるところを知らない」で記事にしている。

内容的には+チック姉さんに収録されているものを、視点追加などしてリメイクしたもの。+チック姉さんを読んでいなくてもわかるようになっているが、逆に言うと+チック姉さんと内容が被っているため、ディレクターズカット版みたいな感覚……と思いきや、追加要素が凄まじすぎた。

もっと早く読みたかったのだが、Kindleで20%ポイント還元待ってたら時間経っちゃった……。以下感想。

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栗井茶, +チック姉さん, 第9巻
栗井茶, +チック姉さん, 第9巻

↑佐々木さんは可愛いなぁ豚は幸せものだなぁ!

豚と佐々木の話多くて俺得。模型部だった面影はもはやないがタイトルはなんだかハマっている気がする。以下大いにネタバレ。
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