『ぼくと姉とオバケたち』基本ラフな格好でポケットに手突っ込んで目が据わっている姉いいと思います

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ゆるい妖怪4コマ。ラブコメではないがそこそこラブい要素もある。ただしいわゆる近親ではないが、なんというか妙に親近感というかリアル感のある姉である。姉ってこういう感じだわ。

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基本情報

ぼくと姉とオバケたち - Wikipedia

全2巻。作者はピコピコ少年だったらしい押切蓮介。押切蓮介の世界観がよく出ていると思われる、ゆるーい4コマ。基本オチてない系のゆるゆる4コマ。後書きを読むに、けっこう苦労しながら描いたらしい。オバケクーラーとかでろでろでも見たネタとかもチラホラ。

だいたいこんな感じ

表題のとおり、遠野麗子とマサルの姉弟中心。あとオバケ。弟はしっかりオバケ(大丈夫割と可愛い)とラブコメしているので、ラブコメ的にもおいしい。姉はなんかこう姉!って感じでいやらしくなくてよい。というか基本強い。強面で目が据わっているのがデフォだが、時々綺麗に描かれてドキッとする、割と理想の姉像かもしれん。

この姉だなぁ。もちろんラブコメ的には幽霊のお菊ちゃんの淡い想いがいいんだけどね。↓はバレンタインにチョコレートを作ったはいいけど、キンチョーして渡せないお菊ちゃん。

押切蓮介, ぼくと姉とオバケたち, 第1巻
押切蓮介, ぼくと姉とオバケたち, 第1巻

ベタベタなんだけどベタベタいいよね甘酸っぱいよね。お菊ちゃん幽霊だけど、幽霊ながらモブ幽霊とは違う特別枠みたいなもんで、すっかり家族の一因。

でもやっぱり姉だなぁ。この漫画は決して姉弟の近親ものじゃあなくて、もう普通に割と仲よさげな姉弟なんだけど、それが和むというかなんというか。ってかこの姉ほんといい感じで。基本的に目が据わっているんだけど↓。

押切蓮介, ぼくと姉とオバケたち, 第1巻
押切蓮介, ぼくと姉とオバケたち, 第1巻

でもこれが俺的にはけっこうよくて。特にポケットに手ぇ突っ込んであん?って感じなのとかいいなぁ。媚びない感じが。それでいて面倒見いいし。俺好きだこういう人。とか言いつつ、各話の扉絵はけっこうあざとい。特に後半の扉絵だとキレイ目な姉が見られる。この姉なら麗子という名前も納得。

というか一枚絵の雰囲気の良さを見ると、やっぱり押切蓮介は4コマよりは普通のコマ割りのストーリー漫画の人なんかもしれんね。この漫画も枠組みの制限取っ払うとどうなったんだろう?

ね、確かにゲラゲラ笑うような漫画じゃないけどさ。4コマのオチてない系だし邪道っちゃ邪道かもしんないけど。いやでも、時にはこういうゆるい漫画アリだと思うよ。↓は扉絵だけれど、たとえばこういう家族的な雰囲気すごい和むと思うんだ。

押切蓮介, ぼくと姉とオバケたち, 第2巻
押切蓮介, ぼくと姉とオバケたち, 第2巻

とにかくこの雰囲気が好きで。押切蓮介のギャグのほうの世界観で、ゆるーくゆるーく楽しめるのって、けっこう素敵。それでいながらラブコメもあるし。ラブコメ重要。ラブ大事。やっぱラブないと。はい。

しかしみんな、ゆるい日常を送りながらも、常にそれぞれが自分の在り方というか、このままでいいのかみたいな、そういう自問みたいなのを続けているのは、やっぱり押切蓮介自身がそういう人だからなのかなぁ。

総評

押切蓮介を知る人向け。まったり読む系。弟と少女霊のラブコメをニヤニヤしつつ、姉に惚れながら日常感をゆるりと楽しむ。特にこれといったところがあるわけじゃないんだけれど、押切蓮介の世界観が好きな人なら楽しめるんじゃないかなー。

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