『ぼくたちは勉強ができない』6-8巻感想:世界観が祝福ムードのラブコメっていいよね

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作・筒井大志。2018年8巻。

この漫画のよいところって、周囲の人たちがしっと団じゃなくてナイスカップルを祝福するラブコメラヴァーズであるところだよ。背景のモブたちに共感することしきりなんだよ。

それにしても、いつの間にか人気投票なんてしていたらしい。今でもやってんだねこういうの。そして並み居る現役JKを押しのけて先生が一位という衝撃。いや俺も先生一番好きだけどさ。この漫画の読者層どうなってんだ。いくらキレイでも一回り離れた教師を推す将来有望な十代がそんなにいると思えないし、やはりジャンプ読者の年齢層は上がっているのだろうか。先生エンドになったら軽く伝説。伝説築いても俺は一向に構わないが。

以下感想。

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祝福したい

この漫画読んでいるとずっとニヤってるわ。我ながらキモい。何かとイチャイチャしているけれど全然嫌味がないし、なんかもう早くくっつけばいいのにという感じで。

全体的に祝福ムードで気分が良い。それぞれのヒロインに、きっちりと応援団ついているのがええなぁと思う。文乃なんか親衛隊みたいなのいるけれど、普通この手の集団って私たちの〇〇に男が近づくなんて許せませんわ的お前誰やねんおじゃま虫軍団であったりするものだけれど、本作の場合お節介過ぎて逆に邪魔してるんじゃねという無能な味方集団。これはこれで困ったものだが微笑ましい。

またイチャイチャする彼と彼女を眺める通りすがりのモブたちも、クソFuck爆発しろじゃなくて、うわー青春してるやつがいるよ、うわー、もー、もー、あー的な、こう、ね、脳が煮えてくる感じのね。こんな感じのね↓。

筒井大志, ぼくたちは勉強ができない, 第7巻

この唯我と文乃がナチュラルに近い感じと、それを眺めるモブたち。無言でケーキもぐもぐしているモブたち。これ俺や。この時ちょうどモンブラン食べながら読んでいたんだ。タブレットスタンドにiPad置いて読んでいた。タブレットならページめくりも楽だし、既に漫画における読書体験は完全に紙を超えているなぁ。

とはいえタブレットはそこそこ高価であるし、所持している十代はあまり多くはなかろうな。やはり子供は今でも紙か。しかしこの漫画の場合、読者の年齢層は案外高いのかもしれない。

先生が一番人気なんです?

なにしろ先生が人気一位だからなぁ。先生て。いやまぁ、確かに俺も一番好きなの先生だけれど。でもそれは俺がおっさんだからであって、うら若き十代の思春期男子の一押しが、同年代のJKではなく一回り離れた先生ってことはなかろうと思うんだがどうだろう。

筒井大志, ぼくたちは勉強ができない, 第7巻

↑すごく素敵な先生だけれど本当にそれでいいのか。一緒になってハイタッチしてくれる同年代のJKよりも、圧倒的威圧感で見下ろしてくる年上教師のほうがいいとか、十代としてはだいぶレベル高くね。

まぁ恐らく、多分普通にJK組が人気なんだと思うのだが、JK組の間で票が割れたんじゃなかろうか、と予想する。その点、先生はあまり割れない。せいぜいあしゅみぃ先輩とちょっと割れるかも?くらいで。

しかしそうだったとしても、一位を取るくらいの人気があるのだとすれば、この漫画の年齢層は案外高いのかなぁとか、そもそも今どきの子は漫画読まないのかもなぁなんて、どうでもいいことを(漫画好きとしてはよくないけれど)思うのであった。

最終ヒロインは?

しかし文乃は、本編中ではうるかとリズの気持ちに気づいて、自分は脇役決め込んでいるのに、ちょこちょことヒロイン感出す。人気も二位だし、けっこう可能性あるんだろうか。実際、8巻では5人のうちから選びますよ、というメタなネタを花火を一緒に見るという形で打ち込まれて、ラブコメ的には大盛り上がりである。これで少なくとも、有耶無耶エンドにはしませんよ、ぽっと出のヒロインとくっつくとかありませんよ、全滅エンドとかないですよ、ということが示されたわけだが、逆に言うと最後にラブコメ的勝敗が決せられるということでもある。

なまじっか唯我はいい子なだけに、各ヒロイン推しは唯我とくっついてほしいと思うだろう。そうすると、人気で最終ヒロイン決めやがった漫画などもジャンプの前例にはあるので、読者としても人気投票の結果は一大事ということになる。

とはいえ俺は先生好きではあるものの、先生ENDを望んでいるかと言われれば微妙なところだ。割と幼馴染スキーなので、うるかENDがいいなぁとか思っていたりする。まぁでも全滅エンドとか投げやりなことさえしてくれなければ、割となんでもいいかなと思う程度にはおっさんになってしまったし、先生好きの大半はそんな感じの人の気がするので、作者さんにはキャラ人気なんぞ気にせず描きたいように描いてほしいところだ。

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