『ブラック彼女』1巻感想:割とガチで猟奇的

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作者・吉原雅彦。ブラックというか本当に真っ黒というか、ガチで猟奇的な彼女でちょっとびっくり。この彼女は相当尖っている。ラブコメ的にはいまのところ幼馴染系かつ、なぜか修羅場色強めの三角関係である(三角関係はすぐ終わりそうだけど)。豹変する幼馴染の謎を含め、ややミステリー的な感じもする。この彼女を可愛いと思えるかどうかだなぁ。

以下1巻感想。

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猟奇的なサイコパス・ヒロイン

猟奇的な彼女こと天宮ミドリをヒロインにした、ミステリー…ってかサスペンス風味のラブコメ。なにがすごいって、このヒロインが本当にドン引きレベルで猟奇的であるところ。残忍な性格で、主人公や周囲に対し躊躇うことなく危害を加える。それも人が死にかねないレベルの。というか、死んでもいいと本気で思っているし、また自分がやれることにも頓着しない。頭のネジが明らかにぶっ飛んでおり、正しくサイコパス。そしてこのサイコさんに好かれる可哀想な男・星野テルが主人公である。

いくら美人で胸の大きな幼馴染でも、そんなサイコさんは御免こうむるが、普段のミドリは明るい元気な女の子であり、テルの好きな子でもある。それが突如として豹変し、目には狂気が宿り、テルに対する呼び名が「星野君」から「テルテル」と親しいものになる。いわゆる二重人格か。豹変する瞬間は今のところ描写されていない。テルの視界から外れたところで、彼女のスイッチは切り替わる。

普段は本当に愛らしく素敵な女の子であるので、酷い目に合わされながら、テルはどうしても天宮ミドリを嫌いになれない。また、ミドリもテルのことを好いている。そして、テルは「天宮さん」と「ミッちゃん」を区別することで(しかし完全に区別するわけではない)、なお彼女の傍にあろうとする。

物語の終着点は見えないが、この天宮ミドリの人格豹変の謎がキーであることは違いないだろう。ハッキリ言って、現段階でいくら可愛くてもやはりサイコさんはちょっとという感じである。果たしてこの彼女を最終的に可愛いと思えるようになるのかどうか、それにかかっているな。

ヤンデレではない

ところで、猟奇性と偏愛性を見ると、どうしても未来日記の我妻由乃を思い浮かべるが、我妻由乃はユッキーを好きすぎていかなる手段も躊躇わないヤンデレであるのに対し、この子の場合はまず猟奇性が先にある。つまり、我妻由乃は結果として猟奇的なのだが、雨宮ミドリはそもそも猟奇的な性格をしている。したがって、ミドリはいわゆるヤンデレには入らないだろう

異常者しかいないってか三角関係?

てっきりテルとミドリの二人体制でいくかと思ったのだが、1巻最後の段階でテルに告白する女の子が。テルが好きな人を髪が明るくて短い感じと嘘をつくと、その場で髪を切り脱色して泣きながら土下座してデートしてくれと頼むぶっ飛んだ子。この様子を見てテルの母は「なりふり構わない感じ好きよ」と言うんだがこんなんどう見ても異常者やろドン引きやろ。明らかに訳あり。

基本的にテル・ミドリの二人体制といくだろうし、この子との関係が長引くとは思えないが。それにしても、テルの先生もサイコパスだし、この漫画異常者しかおらんな

そして最後の設定資料、天宮ミドリじゃなくて雨宮ミドリとなっているのだがいったい。作中見るとずっと「天宮さん」やし。どういうことなんw

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